蒲田 美月 娘さんが蕎麦を打って お母さまが料理番 母娘の日常しかと拝見(^^♪
東急多摩川線沿いの、とあるお蕎麦屋さんにて、
オペレーション面でがっかりさせられる出来事があり、
せいろ1枚のみにて早々に退出( ̄▽ ̄;)マイッタナ
はてさて、このまま帰る訳にも行くまいと、
近隣の数店に思いを巡らせてみたところ、
2年ほど前に1度伺い、母娘で奮闘する勇姿を拝見した、
こちらのその後に興味が湧いて参りましたので、
意を決して再び電車に飛び乗ることに(^ν^)
最寄りは東急多摩川線矢口渡駅か東急池上線蓮沼駅で、
どちらも徒歩5分程ですが、JR蒲田駅から歩きましても、
15分と掛からない場所にお店はあります。
何故こんな地割になったのか分からないけれど、
両側の建物に挟まれて、通りからエントランスに至る
間口が相当狭くなっていて、夜に訪れると
独特な雰囲気を醸し出しているわね(*^。^*)
暖簾を潜りましたのは休日夜の7時10分過ぎ。
先客はカウンター席にお一人と、
テーブル席に3人だけでしたので、
空いていた奥のカウンター席に腰を下ろし、
すかさず娘さんが出してくださった
冷たい蕎麦茶を啜ってホッとひと息♪(*^。^*)
お酒は『燗』でお願いしたい旨を伝えたところ、
お母さまイチオシで勧めて下さったのが、
『醸し人九平次 火と月の間に 純米吟醸 雄町』。
仄かな甘みと程よい酸味がとってもチャーミング(^^♪
お通しは『ひじきの煮物』でザ・おふくろの味!(*^。^*)
旨い酒はベタなアテと合わせてこそ本領を発揮するもの。
『焼きみそ』を頂こうかな♪(*´▽`*)
そば味噌のMAXな”おこげ”とも言える焼きっぷりは
嫌味のない香ばしさとコクのある旨味でお酒がススムススム('◇')ゞ
これは瞬殺で徳利が空いてしまうのは必定!(;^_^A
次のお酒も燗酒にして欲しい旨、今度は娘さんに伝え、
お任せしましたら、出してくださったのが、
福岡の『庭のうぐいす おうから』。
キレッキレのど辛ぶりは、むしろ小気味良いほどで、
冷めかけの酸味がとても愛らしい♡
お勧めのホワイトボードにある『カキの天ぷら』でも
合わせてみようかしらね(*''▽'')
天ぷらは町蕎麦風なもちもち系の仕上がりで、
もう少しサクサク感が欲しいところだけど、
揚げたてのアツアツを”はふはふ〜〜♪”はタマリマセン(*´▽`*)
身質も充分にジューシーでミネラル感もバッチリ❣
急な予約でも入り、娘さんが2階で蕎麦を打ち始めたのか、
「とんとんとんとん♪」と聞こえて来て、
そのリズミカルな音に釣られて『せいろ』を1枚注文(^^♪
こんもりと山に盛られた蕎麦は瑞々しくエッジが立ち、
甘皮も混ぜ込んだ造り。
”不揃い”と”繋がりが今ひとつ”なところが気になるけれど、
鼻を寄せれば穀物の香りもほんのりと(*'▽')
手繰り寄せて啜り上げれば、まずまずな歯応えと共に、
ミネラリーな風味が心地よく、喉越しも悪くはないかな(;'∀')
水切りが今ひとつな分だけ、余韻を楽しむのは厳しいわね。
そば湯は釜湯で、かえし優位な辛汁を割り、
薬味の葱を落として美味しく〆させて頂きました(*´▽`*)
蕎麦や料理の出来不出来より、母娘の誠実さに包まれる
アットホームな雰囲気が最大のチャームポイントね(=゚ω゚)ノ