SOBANOMI~蕎麦呑み~

蕎麦屋de食べ歩き、日本酒呑み歩き&時々その他的忘備録

旗の台 百々亭 郷土色満載な店内とぼっち盛りで信州気分♪

小雨の舞い散る週末の夕暮れ時、
久しぶりに伺おうと思い立ったお店が、
なんと、クローズ(゜o゜)

気持ちを入れ替えて、駅まで立ち戻り、
同じ東急大井町線沿いで何処かなかったかしら?
と思い巡らせて浮かんだお店が、
久しぶりの『百々亭』さん。

最寄りは東急池上線大井町線の交差する旗の台駅
改札を出て昭和大学病院方向へと北上し、
5分ほど歩いたところに店はあります。

雨脚も強まり、慌てて暖簾を潜ると、

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おひとり様御用達のいつもの角席に案内され、
信州の居酒屋的雰囲気に包まれてほっこり♪

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お酒はおすすめの中から
当たり前に長野の『吉田屋治助』をチョイス♪
熱燗でお願いしま~す('ω')ノ

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さすがに1.6合のお銚子、デカ!
お通しは『蕎麦せんべい』だけかと思いきや、

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更に『竹輪と野菜の煮込み餡かけ』が届き、

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ご主人から、
よかったらどうぞ~♬と、
『うどのきんぴら』
まで頂いちゃいました( *´艸`)

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これがまた思いのほか、うっとりするような味わいで♡
呑む気スイッチが入ったところで、

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店内に貼られた短冊お品書きから
『旨辛きゅうり』を注文。

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何のことはない、
一本分のきゅうりが適当にカットされ、
甘辛に調味されたもろみ味噌に潜らせて頬張る(^^♪

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ただそれだけなんだけど、それこそが至福の喜び(*´▽`*)
後から食べるものの味が分からなくなるほど辛いけど、
美味しいから、まぁいいか~(*^。^*)

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季節のおすすめにある
『子持ち白魚天婦羅』の”子持ち”に目を奪われお願いすると、

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薄衣でサクサクに揚げられた”子持ち”白魚が登場し、

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鼻を寄せれば魚卵特有の甘い香りが心地良く、
淡麗旨口な燗酒も
クライマックスを迎えることとなりました( *´艸`)

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お蕎麦は戸隠そばを一枚(^^♪

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笊の上に『ぼっち盛り』にされた蕎麦は
エッジが立ち、香りほのかで、

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繋がりも良く、のど越しもなかなか。
辛汁はかえし優位、薬味は葱と山葵で山葵はご愛敬。

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そば湯は釜湯で、
蕎麦猪口に入れられた状態で揃えられた辛汁では
割って啜るのに辛いものがあるけど(;^_^A
すっかり、旅情に浸ることもできて楽しかったな~(*´▽`*)

またゆっくり呑みに来ま~す♪

百々亭そば(蕎麦) / 旗の台駅荏原町駅荏原中延駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

浅草橋 さかき その馥郁たる蕎麦は慎ましやかに眉目秀麗

世に公明正大なる
そば打ちコンペティションでも行われようものなら、
こちらのご主人の打つ蕎麦は
間違いなく表彰台に上ることになるでしょう~(*´▽`*)
楽しみだな~♪

との思いを胸に今日も暖簾を潜る愉しさよ( *´艸`)

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最寄りはJR総武線都営地下鉄浅草橋駅
総武線浅草橋駅西口からが最も近いけれど、
JR秋葉原駅からも、10分もあれば辿り着く距離。

平日昼はセット料理中心なので、
こちらでの昼呑みは
週末限定となってしまうところがちょっと寂しい(;´・ω・)
とか言っても、どの道週末しか訪れない僕が、
そんな心配する必要もないわね~('◇')ゞ

というわけで、
週末午後の0時前、
連れを伴っての訪問なので、
店内奥のテーブルに案内されて、
ゆったりと寛げる空間をキープ(*´▽`*)

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お酒は秋田の『ゆきの美人』を熱燗で注文♪

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ク~♪ この乳酸と旨味のハーモニーがたまらないな~(^^)

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アテは店内ホワイトボードの
おすすめ一品料理から色々頼みましょ~♬
ひょっとしてひょっとすると、
裏メニューもあるかもしれないし~( *´艸`)

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先ず運ばれたのは『山うどのきんぴら』。
こういう一見、何の変哲もないような料理にこそ、
職人の技が映えるのよね~♡

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次に『クリームチーズ西京味噌漬け』。
これは燗酒の程よい酸味との相性が抜群ね~(*´▽`*)

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夜の営業用の『蛤の酒蒸し』も登場~♪
『本蛤』がたっぷり入って850円ですって(゜o゜)

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更に『佐賀産ホワイトアスパラの天ぷら』。
一本だけでもこの存在感(^^♪

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そして『蕎麦豆腐』にはたっぷりの蕎麦の実と
卸したての山葵があしらわれ、

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木べらですくって口に含みますと、
やんわりとした蕎麦の香りとミネラル豊かな風味が爽やか。

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続いて『ホタルイカの酢味噌和え』の、
山うどと蕗を加えたバージョン。
これは季節感満載ね~(*´▽`*)

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何故か『蕎麦がき』まで登場し、

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磯辺巻きにして、
山葵をちょいと乗せて頬張りますと、
磯の香りと蕎麦の風味のマリアージュがタマリマセン♪

既に二本目の熱燗として頼んでいた、
石川の『益荒男』の酸味がまた、
それらを引き立ててくれますね~♬( *´艸`)

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〆の蕎麦は『十割せいろ』で♪

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エッジが立って、繋がりも良く、
いつ見ても端正で美しい蕎麦だな~(≧▽≦)
鼻に寄せれば、穀物の香りが立ち、

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手繰り寄せて啜り上げると、
鼻から抜ける香りはほんのり甘くていじらしい(*´▽`*)
今回の蕎麦の産地は茨城県桜川とのこと。

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薬味は葱と辛味大根。葱まで美しい~(゜o゜)

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そば湯は適度にとろみを付けたタイプで、
そのままでも、バランスの取れた辛汁を割っても、
どちらの味わいでも充分楽しめる。

次こそは『せいろ』『十割せいろ』『かけ』の
蕎麦三昧にしよう~♪(*´▽`*)

手打そば さかきそば(蕎麦) / 浅草橋駅馬喰町駅馬喰横山駅
昼総合点★★★★ 4.1

亀有 吟八亭 やざ和 圧倒される程の香りは福島県山都の蕎麦

お伊勢さんの、
式年遷宮直後のヒノキの色合いは
その鮮やかさに魅了されますが
時を経た遷宮前の色合いとなりますと、
その深淵な趣に心安らぎます。

それと同じように、
今のこちらのお店の佇まいを遠目に拝見しますと、
暫し立ち止まり、
その木々の慎ましやかな色合いにこころ和ませて頂く、
というのも一興かもしれません(*^。^*)

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常磐線亀有駅下車。
この街を舞台にしたコミックに
興味のあるなしに拘わらず、
5分ほども歩けば見えてくる、
分かり易い交差点の角に、この店はあります。

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外観と内観の木目の色調のギャップに、
このお店の年輪を感じながら暖簾を潜り、
ひとりであることを花番さんに告げると、

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店内中央6人掛けのテーブルへと案内されたので、
窓際の席に腰を下ろし、
すかさず出して頂いた蕎麦茶で先ずはいっぷく♪

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老舗にありがちな、
お品書きに銘柄は記載せず、
『日本酒』とするストレートな筆遣いに、
ある種の拘りを感じつつ、
日本酒の銘柄なんですか~?と問えば、
意表を突かれたような面持ちで、
足早に厨房へと問い合わせる花番さん。

フレンチレストランのソムリエさんにはない
親しみ感じるわね〜〜(*´▽`*)

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で、奈良の『嬉長』とのことなので、問題なく熱燗で注文。

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お通しは『そば味噌』と『数の子酒粕和え』。
淡麗辛口な燗酒は、
どちらの風味をも引き立てる名わき役(*''▽'')

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蕎麦はと言えば、
2階入り口前で手挽き石臼製粉真っ最中の、
ご主人の姿を見てしまったからには
『そば道楽』を頼まずにはいられないわね~( *´艸`)

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第一のお盆で運ばれたのは『そばがき』。

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穀物のなんとも甘い香りが鼻腔を直撃(≧▽≦)

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もちもちな食感がたまらないな~( *´艸`)

甘み優位な辛汁も、深みがあってとても良いんだけど、
殆ど使うことなく完食してしまった('◇')ゞ

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第二のお盆は『せいろ』。

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瑞々しい光を放つ端正で美しい蕎麦に、
鼻をそっと近づけると穀物が香り立ち、

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手繰り寄せて啜ると、
ミネラルが口いっぱいに広がります(*''▽'')
二八の繋ぎ効果以上の腰の強さも感じられて、
のど越しの良さも快感~♡

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続く手挽きの『田舎せいろ』は
透明感と輝きのある蕎麦の中に、
黒いホシの散らばる凛々しい細打ち。
鼻の下まで引き寄せると、
のけぞるほどの穀物の甘い香りが立ち上がり、

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手繰って啜り上げれば、
鼻腔から抜ける強烈な香りに目眩を覚えるほど(゜o゜)

伺ったところ、
玄蕎麦の産地は『せいろ』が福井県大野で、
『田舎せいろ』は福島県山都とのこと。
いやはや、山都の蕎麦の出来の良さには参りました~(''◇'')ゞ

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薬味は『せいろ』が葱と山葵で

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『田舎せいろ』は葱と辛味大根。

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そば湯はとろみをつけたタイプで、
香り風味ともに十分楽しめるもの(*''▽'')

帰りがけに立ち上がった際の、
ほのかに漂っていた天ぷら用胡麻油の香りが心地よく、
次は天種を頂こうと心に決めました~♡( *´艸`)

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ずっと手挽き作業を続けていらっしゃったご主人に、
山都の蕎麦の『田舎せいろ』は
のけぞるほど香りが素晴らしいですね~♪
と申し上げたら、
あ~そうですか~、
とひと事のように返す物言いに、
慎み深いお人柄を感じました(*´▽`*)
お写真も快く承諾してくださいまして、
ありがとうございますm(__)m

吟八亭 やざ和そば(蕎麦) / 亀有駅
昼総合点★★★★ 4.3

九品仏 手打蕎麦 おまた 仲睦まじい御夫婦のお蕎麦と笑顔で元気回復♪

ある日、
東急大井町線の路線図を見ていて目に飛び込んできた
九品仏』の文字。
なんて読むんだろう???(゜o゜)


『クホンブツ』

へ~、なんか楽しい響き(*''▽'')
手打ちのお蕎麦屋さんはないかしら?
あったあった~♬

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質素な店構えのこの店は
東急大井町線九品仏駅の改札を出て商店街を右に進むと、
3分ほど歩いた通り沿いの左手にあります。
自由が丘駅からも歩けない距離ではありませんね。

いつものように”呑み”が必須の僕ですから、
混雑する時間帯は避けたいわね〜〜( ̄▽ ̄)
と、平日午後の1時過ぎに入店。
先客は1人+2人の3人。

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1番奥の2人用テーブルの壁際に腰を下ろし、
お品書きを手にしながら女将さんに、
お酒を燗で頂きたいのたけれど~♪
と投げかけると、

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谷川岳』が良いですよ~♪
とお品書きを指差してくださったので、
それに従い、
熱燗でお願いしまーす♪( ´θ`)ノ

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群馬のお酒の一合瓶がテーブルに立った図柄は
まるで温泉街の食堂で呑んでいるかのような、
ゆったりとした感覚になってきて楽しい(*´艸`)

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お通しに出された『昆布の佃煮』を頬張りながら、
燗酒を口に近づけ流し込むと、
端麗辛口なキレの良さと共に、
磯の香りが心地良い余韻を奏でます(*´▽`*)

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想像以上のお酒の美味しさに、
呑む気スイッチが入ってしまい、
お昼でも頼める”つまみ”があるというので、
それらの中から
『なすの煮浸し』と『蕎麦屋の角煮』をチョイス。

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運ばれた『なすの煮浸し』は
大ぶりな茄子が2本分お出汁の中で泳いでいます~♪
的な豪快さで、

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たっぷりと覆われた小ネギの小口切りと共に頬張ると、
お出汁と葱の風味が、
噛むほどに絡まり合って、タマリマセン!( *´艸`)

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蕎麦屋の角煮』はザ・角煮!風な男前な顔立ち(''◇'')ゞ

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味わいは豚の旨味が活きていて、
甘辛加減もちょうど良く、申し分のないものでしたが、
もう少しだけ柔らかく煮えていると、
噛みごこちも愉しく、
更に上等なものとなったかもしれません。

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お蕎麦は『天せいろ』のせいろを
『玄せいろ』に替えてくださるというので、
それを『天先』で注文。

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そして登場した『天ぷら盛り』はと言うと、
大葉・サツマイモ・菜の花・海老・椎茸
・茄子・カボチャが、程よい厚みの衣を纏い、
これがまた思いのほか
さっくりと揚がっているんですよ~♪(*´▽`*)

決して侮っていたわけではありませんが、
意表を突くジャブのような揚げっぷりと
サクッとした食感を受けて、
顏のほころびも止むことを知らず、
とても愛想の良い女将さんとの会話も弾んで、

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当然のごとく、もう一本~♬(;^_^A

頼んだお酒は、
最初の『谷川岳』と同じ蔵元の吟醸酒
こちらの『水芭蕉』は冷やの方が向いた造りで、
ほんのりと立つ果実香がいじらしいわ~( *´艸`)

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そして届けられたお蕎麦の量には、ただただ茫然(゜o゜)

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そばの実の外皮や甘皮も、
適度に散った端正な蕎麦は

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やんわりと穀物香が立ち、
そばの風味もなかなかのもの(*''▽'')

ご主人に伺ったところ、
今回の蕎麦は福井産ですが、
時期によって北海道産のものと使い分けているとのこと。
辛汁は甘み優位ですが、気にはならないレベル。

お腹が一杯になってしまい、画像を撮り損じたけれど、
蕎麦湯は少しだけ風味づけにそば粉を加えているようで、
けっこう香ってくるから笑ってしまいます( *´艸`)

もっと近所に欲しい一軒。
と言っても、
東急線沿線ぶらり蕎麦呑み下車』の一軒には
加えさせていただきました(*´▽`*)

手打蕎麦 おまたそば(蕎麦) / 九品仏駅尾山台駅自由が丘駅
昼総合点★★★☆☆ 3.8

石神井公園 雷鳥 スパイラルを描いて鼻腔を抜ける桜と鰹のハーモニー

平日のお昼時まえ、
青梅街道近辺で友人と会っていて、 
蕎麦でも手繰りましょう、ということになり、
急遽思いついた店が、久しぶりの『雷鳥』さん。

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最寄りは西武池袋線石神井公園駅で、
道順の分かっている者からしますと、
駅から3分ほどで辿り着く距離にありますが、
複合ビルの地下で、入り口が奥まった所にあることから、
見落とさないように注意が必要かもしれません。

以前は立て看板をビル前の路肩に出していたと思うのですが、
注意を受けてしまったのでしょうか、
最近は路肩よりずっと引いた、あまり目立たない場所に
慎ましく置いているようです(;´・ω・)

さて、図らずも12時半過ぎという、
ピークに慌しい時間帯に到着してしまいまして、
空席待ちの先客こそないものの、
丁度満員御礼状態ということで、
入り口横で待たせていただくことになりました(;^_^A

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平日のお昼時にも拘らず、学校が休み中の所為か、
子連れの家族利用が多いのにはびっくりしましたが、
アルコールは呑まないまでも、
一品料理を頼んでいらっしゃるテーブルが少なくないのにも
驚かされました(*^-^*)
こちらのお料理へ寄せられている、
馴染みの方々による信頼の高さを垣間見たような思いです。

やがて10分ほど待った後に女将さんから声が掛かり、
案内された入口横のカウンター席へ腰を下ろすと、
すかさず運ばれた蕎麦茶を啜って、やっとひと安心♪(*´▽`*)

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先ずはイの一番で山形の『上喜元』をチョイス。
熱燗でお願いしま~す♪(=゚ω゚)ノ

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お通しは付かないので、
さっそくお品書きに目を落としますと、

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魅力的な蕎麦前が次から次へと目に飛び込んできます(゜o゜)
迷うのも面倒だから、
色々と頼んでみるしかないわね~♪(*''▽'')

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最初に運ばれましたのは『お魚の煮凝り』。

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あえて『お魚』としていて、特定の名前を記さないのは
その時々の原価変動その他の理由かと思うけれど、
それだげ素材には拘っていないのかな~、
という見方や味わい方をされてしまう危険性も
孕んでしまうかもしれません。

なので味わいも輪郭がぼやけたイメージになっていて、
甘み優位で残糖感の強い後味が気になります。

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続いては『小松菜の胡麻和え』。
胡麻がたっぷり使われているのはうれしい~♪(*´▽`*)
こちらも甘み優勢な風味。

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次に届いたのは『長芋のわさび漬け』。
お出汁の利いた味付けで、
辛味とともに鼻に抜ける感覚はなかなか楽しい( *´艸`)

ここまでは総じて濃い目で甘い味付けでしたが、

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『きのこの餡かけ、揚げ出し豆腐』は
繊細で上品な風味となっていて、
ちょっと、ほっとしました(*´▽`*)
アルコールが立ち、
華やかな香りで旨味のある燗酒とも
こちらが一番好相性でしたね♪

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続く『天ぷら盛り』は
適度に花を咲かせた海老が印象的で、
揚げ具合や油の切れも上々~♪

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サクッとした食感にも調理センスを感じます(*''▽'')

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蕎麦は『三色そば』と『十割そば』を
一枚ずつお願いしてシェア。

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どのお蕎麦もエッジが立ち、端正な顔立ち(*´▽`*)
二八で打った『せいろ』は繋がり良く、のど越しも爽やか。
『田舎そば』は口に手繰り入れてモグモグとミネラルの風味良し。
『さくら切り』は桜餅のあの香りと風味が蘇り、

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添えられた『塩ダレ』にちょいと浸けて啜り上げれば、
桜と鰹の風味がスパイラルを描くように
鼻から抜けていく感覚はまさに圧巻♪

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瑞々しい輝きのなかに、
外皮からくる黒いホシが瞬くような『十割そば』は
エッジの立つ凛々しい細打ち。

アルデンテを思わせるほどの火の通し方で、
氷でキンキンに冷やされたその蕎麦は
硬いと感じる向きもあるかもしれません。

香り・風味ともになかなか”立つ”ほどには感じないので、
良く冷やされている所為かとも思いましたが、
その後常温ほどに戻りましても、
充分とまでは感じることはありませんでした。

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店内に掲げた黒板によれば、
本日のお蕎麦は全て
茨城県の『常陸秋そば』となっていますが、
今月に入って食べた同種の蕎麦の中でも
印象の薄い部類に入ってしまいますので、
次回訪問時には又
『十割そば』でその出来を確認させて頂こうと思います。

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そば湯はとろみを付けたタイプですが、
味・風味ともにお蕎麦と同じような印象。
お出汁優位な辛汁に薬味の葱を加えて割って、
美味しく〆させて頂きました。

若干ドタバタ気味でお忙しい中、
声をかける度に必ず満面の笑みで対応してくれた
若い花番さんの奮闘ぶりには★五つですね(*´▽`*)

 

手打ち蕎麦 雷鳥そば(蕎麦) / 石神井公園駅
昼総合点★★★☆☆ 3.7

大森 布恒更科 風格の生粉打ちは赤城山麓の蕎麦

あくまで僕の個人的な感覚ですが、
繁盛店や行列のできる人気店でも、
時間さえずらしますと、
ゆったり『蕎麦呑み』を愉しめるお店が
意外に少なくありません(*^。^*)

大森にある更科系老舗蕎麦屋のこちらも
そんなイメージで認識しているお店のひとつ。

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最寄りは京浜急行大森海岸駅ですが、
JR大森駅からも、のんびり歩いて10分と掛からない好立地。

お昼の営業時間は15時迄なので、
今回は小一時間程のんびり寛ぐつもりで、
平日午後2時ごろを目指しての訪問。

引き戸に手を掛け、暖簾を潜ると、
先客は2名+1名のみでしたので、

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入り口横の4名用のテーブルに着席。

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花番さんに出して頂いた
蕎麦茶を飲みながらほっこりして横に目をやると、

ああ!テーブルに花瓶に生けたお花があるって
素敵よね~♬( *´艸`)

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窓の外にも可憐なピンク色のお花が咲いてるし~♡
蕎麦屋さんで、お蕎麦やお料理以外で感動することなんて
めったにないけどね~(≧▽≦)

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お酒はお燗に向いた造りの千葉の『岩の井』を熱燗で♪

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お通しは『切り干し大根の煮物』。
甘みのある味付けは端麗辛口な燗酒と好相性( *´艸`)

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アテには季節のおつまみから
『三種盛り合わせ』をチョイス。

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届いたお皿は三役揃い踏みの風格も漂い、

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まん丸に纏められた『菜の花の白和え』を

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躊躇うことなくお箸で崩して頬張りますと、
冷めるほどに旨味の増す燗酒との相性が絶妙で、

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『葉山葵の醤油漬け』のピリ辛な味わいも引き金となり、
今日は1合で済ませようとの当初の思いと裏腹に、

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2本目の『銀住吉』の熱燗まで注文してしまうことに(;^_^A

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『青柳のぬた』を頬張っては噛みしめて、
すかさず端麗旨口な燗酒を口に含みますと、
やんわりした熟成香と磯の香りが
絡み合いながら鼻から抜ける感覚にしばしうっとり~♡

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狙いのお蕎麦は『生粉打ち』♪

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エッジの立った細打ちの凛々しいお蕎麦が
3つの山で盛られていますの図は壮観(゜o゜)

目の前に蒸篭を置かれた時点で相当な香りを感じるので、
蒸篭ごと鼻の真下へと持ってきてみると、
驚きの穀物香に思わずのけぞってしまうほど(*''▽'')

お蕎麦の産地は何処かと尋ねると、
とても愛想の良い若い花番さんが、
わざわざ厨房横に掲げてあった蕎麦の『証明書』を
目の前まで持ってきてくださいました(*´▽`*)

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赤城山麓のお蕎麦はつい先日、
某人気店で食したばかりなので、
明確な違いが分かってしまうというのも
どうなんでしょ~( *´艸`)
素晴らしい!の一言です。

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こうなってくると、
お蕎麦も益々綺麗に見えてくるから不思議です。

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薬味は山葵・辛味大根・葱。
これだけ出来の良いお蕎麦だと、
辛汁さえほんの少し浸けただけで充分で、
山葵と辛味大根は燗酒のアテとして、
美味しく頂きました(*'▽')

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蕎麦湯はつなぎのない釜湯タイプですが、
ねぎを落として味わいますと、
穀物の香りと、はっきりとした甘みが感じられて、
最後の最後まで大満足でございました( *´艸`)

帰りがけにちらりと厨房へ目をやって、
「ごちそうさまでした~♪」
と声を掛けますと、
ペコリと頭を下げてくださったご主人も好印象(*'▽')

此方も、代替わりから数年を経て、
円熟期に差し掛かっているのかもしれませんね。
次回が、とても楽しみな一件となりました(*´▽`*)

布恒更科そば(蕎麦) / 大森海岸駅大森駅
昼総合点★★★★ 4.0

築地 さらしなの里 まったり午後の鳥汁そばは卵が決め手

築地や東銀座界隈で、
昼呑みと洒落込むなら、
こちらが打ってつけ~♪の、

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『信州更科蕎麦処築地さらしなの里』

何故なら、こちらは中休みのない通し営業で、
慌ただしさの過ぎた昼下がりともなると、
ゆったりと蕎麦前で呑んで、
寛ぎながら蕎麦を手繰れる、
言わばオトナの社交場だからなのです( *´艸`)

地下鉄日比谷線築地駅を出ると、
直ぐ目の前に見える絶好のロケーション(゜o゜)

今回は平日の午後3時前に入店。
入って直ぐ手前の四人掛けのテーブルに
ひとり腰を下ろし、

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すかさず花番さんが出してくれたそば茶にほっこり♪

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店内のコルクボードに貼り出された
『店主が今日呑みたい酒』から、
新潟の鶴の友をチョイス♪ 
もちろん熱燗でお願いしまーす(*´▽`*)!

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築地で昼呑みなんて、粋な旦那衆になった気分よね~( *´艸`)

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お通しは付かないので、
アテには季節の一品から
『菜花辛子和え』と『空豆』を注文。

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なかなかな量なのと、
削り節がたっぷり振り掛けられていてうれしい( *´艸`)

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燗酒の華やかな芳香と、やんわりとしたビター感が、
お野菜の甘みを見事バックアップ(*'▽')

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空豆』はワイルドに鞘ごと焼いて届けられ、

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半分は薄皮ごと塩で頬張って野趣あふれる風味を味わい、
もう半分は薄皮を剥いてから塩で頂いて、
豆の旨味を噛みしめる。
この青っぽい味わいが春の到来を報せてくれますね(*´▽`*)

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お蕎麦ですが、
今日は『鳥汁そば』と決めて来ました~( *´艸`)

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おお!お膳の上で卵黄がひときわ輝く(*´▽`*)

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先ず、
ほんのり香り、
やんわりとミネラル感じるそばを手繰り、

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捏ねにかぶりつき、

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ぷりっぷりなお肉を頬張り、

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お出汁の染みた葱を味わってから、

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いよいよ卵黄さま投入の儀式('◇')ゞ

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『親子つけ汁蕎麦』の完成と相成るのでした( *´艸`)

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蕎麦湯は釜湯で、

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卵黄で濁りの入った蕎麦湯がまた格別なんです♪(*´▽`*)
これを味わう為だけでも、
わざわざ来店する価値アリだわね~('◇')ゞ

二階では団体さんがご宴会盛り上がり中~♬
まだまだ平和だな〜〜、ニッポン♡

さらしなの里そば(蕎麦) / 築地駅新富町駅東銀座駅
昼総合点★★★☆☆ 3.7