銀座 泰明庵 いったいぜんたい この居心地の良さは 何なのだろう?
なんだかんだで、幾度このお店の前を通り過ぎたかしら(・・?
そして、その繁盛ぶりが気にならないって言ったら
ウソになるわよね~( ̄▽ ̄)
コロナ禍以来、そんなこともなくなってきているのは
傍で見ていても寂しい限り(~_~;)
さすがに今回は平日午後の4時半という
中途半端な時間だけあって、
どうやら女将さんの賄い飯タイムの真っ最中(*^。^*)
これはチャンス到来!とばかりにお邪魔してみることに♪
最寄りは東京メトロ銀座駅。
C3から出て『東急プラザ銀座』を横切り、
”数寄屋通り”に出たら左に折れ、斜め右の”みゆき通り”に入り、
すぐ左の”泰明通り”に入って、1分程も歩かないところの
左手にお店はあります。
暖簾を潜りますと1階の先客は2+1=3人でしたので、
空いていた左奥の4人掛けテーブルに腰を下ろし、
「黒帯を熱燗でお願いできるかしら?」
と問えば、
「燗にはできないのよ~」
と、つれない返事の女将さん。アチャー(;´Д`)サビシイワネ
別にいいんですよ~、冷酒でも何でも、僕なんか(;^_^A
明るい内から呑りながら、何やら議論を交わすオジサマ方と、
チョイ呑みにひとり訪れた僕とに挟まれて、
遅い昼食を摂るサラリーマンが蕎麦を手繰る図柄は
銀座ならではかしらね~( *´艸`)
芳醇で辛口のお酒を口に含んだら”お浸し”系が欲しくなり、
女将さんに伺ったところ、
”セリ”なら出来るというので、迷わす注文♪
シャキシャキな食感と鼻から抜ける鰹節の香りが、
何とも心地いいな~(⋈◍>◡<◍)。✧♡
店内奥に貼られた無数の短冊が、所謂”お品書き”なんだけど、
僕の席からではほぼ見えないし、見えたからと言って、
どうせ迷うのがオチだし、
結局女将さんに聞くのが一番手っ取り早いのよね( *´艸`)
『野菜天盛り』をお願いしたら”塩か天汁か?”を
聞かれましたので、ここは天汁よね♪
お野菜はカボチャ、茄子、ピーマン、人参、椎茸、牛蒡、
そして玉ねぎ、となかなかなバリエーション。
揚げっぷりはサクサク感なしの、重めのもっちり系(;'∀')
天汁に浸し込んで愉しむタイプよね~♪( *´艸`)
日本酒の貼り紙に
「これ何年前の謳い文句???」的なお酒があったので、
興味が湧いて頼んでみたのですが、
何のことはない”合同酒精”の『彩霞』という銘柄。
けっこう華やかな香りで、切れ味も良かったので、
逆にびっくりしたりなんかも('◇')ゞ
お蕎麦は基本の『もり』を1枚♪(=゚ω゚)ノ
あ!辛汁は直接蕎麦猪口に入れられちゃったか~(-_-;)アララ
けっこうな大盛りなのと、白さ加減にビックリ(゚д゚)!
鼻を寄せてみますと、”そうめん”のような小麦粉の香りが
先に来て、その中に蕎麦の香りを微かに感じる程度。
蕎麦粉と繋ぎの割合は
6:4くらいのように感じられるけど(;^ω^)チガウカシラ?
歯応えや喉ごしも”面白い”としか言いようがないわね( *´艸`)
そば湯は釜湯で、かえし優位な辛汁を割り、
薬味の葱を落として美味しく〆させて頂きました( ̄▽ ̄)
そば湯の入った湯桶の蓋が割れていて、
ビニールテープで補修してあるんだけど、
いったいどのような状態になるまで、
こうして使い続けるのかしらね(;'∀')
そうこうする間にも、
どんどんお客が1階にも2階にも入って来ては
単品蕎麦を手繰ったり、一杯呑み始めたりしている。
銀座の地で、老若男女の分け隔てなく、
これだけの人が集う店が他にあろうか?
何故か居心地の良い、
愉快なお蕎麦屋さんなのよね~、たぶん(^^♪