神保町 松翁 新子から鮎まで 夏酒とのペアリングで季節を満喫❣
こちらには今年の春以降、
二度ほど夜の口開けに訪問を試みたのですが、
昼営業のみで終了していて引き返す羽目に(;^_^A
それもてっきりコロナ禍の影響とばかり思っておりましたら、
ご主人が体調を崩されているらしい、
との噂をお弟子さんの某蕎麦店で耳にいたしまして、
それ以来、足が遠のいてしまいましたが、
美味しい”天ざる”を食したい思いは募りに募り、
今度はお昼に思い立ってのリベンジ的訪問です('◇')ゞ
最寄りは地下鉄『神保町駅』。
”A5”から靖国通りを左に進み最初の道を左折。
突き当りを右に折れて直ぐまた左折し、
止まれの標識のある交差点のひとつ前を右に曲がり、
突き当りまで進んで左方向に目を向けますと、
向こう側に”手打蕎麦松翁”の看板が目に入ります。
暖簾を潜りましたのは週末お昼の11時半過ぎ。
先客は2×1+3×1+1×1の6人ほど。
女将さんに正面奥のテーブルへ促されて腰を下ろし、
すかさず出して下さった、”冷えた麦茶”を啜ってほっと一息♪
コロナ対策で、お隣のテーブルには✖印の紙が貼られ、
開かずの席となっておりました。
お酒は店内にところ狭しと貼られた”お勧め短冊”から、
大好きな石川の『黒帯』をチョイス。
やっぱり、こちらのお料理には熱燗でしょ(*^。^*)
”アテ”は女将さんのお勧めに従って”お勧め短冊”にもある
『新子』にしようかな('◇')ゞ
あら! お寿司屋さん以外で、
こんな素敵な”新子”は初めてだわ(゜o゜)
絶妙な〆具合で芳醇な燗酒とのペアリングは言うことなし❣
お酒がススムススム(;´∀`)
次は路線を変えて爽やかに、
佐賀の『天吹』夏色純米大吟醸にしてみよう~♪(*'▽')
お蕎麦は『鮎天ざる』を”合い盛り”の”天先”で、
ゆっくり味わって呑みたいので、
お蕎麦声掛けでお願いしま~す❣(=゚ω゚)ノ
いの一番で職人さんが揚げたてを運んで下さったのは
主役の”鮎の天ぷら”(*^▽^*)
淡水魚特有のほろ苦味と冷酒のビター感が
口の中で中和する感覚は圧巻❣️( *´艸`)
ほろほろと崩れ落ちるとうもろこしの甘さと言ったら♪(*'▽')
ご主人直々に運んで下さったアスパラは
青々とした風味とシャキシャキな食感が素敵(^o^)
舞茸はアスパラとは別次元のシャキシャキ具合(^。^)
あらやだ!海老を挟んだ蓮根までシャキシャキね~♪(o^^o)
中に詰まった海老の甘い風味とぷりぷりな食感も愛らしい♡
お蕎麦の前に薬味セットが運ばれて、
お蕎麦は交互に4つの山で登場(^。^)
『並そば』は瑞々しくハリがあり、エッジの立った仕上がり。
鼻を寄せれば穀物の香りが立ち上がりますが、
手繰り寄せてみますと、繋がりが今ひとつのようで、
蕎麦切れが目立ち、水切りも芳しくない様子(;'∀')
自ずと風味は淡白なものとなってしまいますね。
やや太めの『田舎』は、よりミネラルを感じる香りと風味で、
歯応えも楽しめる造りになっていますが、
総合的には『並そば』と同様な印象。
そば湯はとろみのあるタイプで、
バランスの良い”濃口”辛汁を割り、薬味を落として、
とーっても美味しく〆させて頂きました(*´▽`*)
スニーカーで頑張る女将を眺めながら呑む酒は格別ね('◇')ゞ
応援してまーす❣(=゚ω゚)ノ