練馬 １７６ 昼の営業時間終了までのジャジーな蕎麦呑み
西武線沿線には名店とされるお蕎麦屋さんが多いけれど、
では『昼呑み』向けのお店はどれだけあるんだろう？
とのテーマでブックマークしていたお店のひとつが、
こちらの『１７６』さん。
何よりこのお店は
午後３時まで営業というのがありがたく、
ラストオーダーは２時半ということになるので、
お昼時の慌ただしさが殆ど引ける、
午後２時頃に入店しましても、
ゆっくりとお料理を選ぶことが出来て、
尚且つ小１時間程のんびり寛げてしまうのです(*^。^*)
ということで、
今回は東京都から外出自粛要請の出た後の
平日午後２時前の訪問。
最寄りは西武池袋線練馬駅。
西口を出て、線路のガード下を３分ほど歩いたところで、
ちょいと左手に目を向けますと、そこにお店はあります(*'▽')
しばし立ち止まると、まるで江戸時代の茶屋の軒先に
タイムスリップしたような錯覚にとらわれる佇まい。
暖簾を潜ると、左手が厨房とカウンター席。
先客が全て引けた後だったので、
店内奥のふたり用テーブル席の窓際に腰を下ろし、
すかさず出して頂いた蕎麦茶を啜りながら、
暫し、店内に流れる品の良いジャズに耳を傾ける。
内装も素敵なら、
渋めに落とした灯りのトーンが
悠々たる雰囲気を醸し出してるわね～(*^。^*)
お酒もなかなかの品揃えで狙いは的中～( *´艸｀)
その中から端麗旨口で燗にも合う
富山の『立山』をチョイス。
熱燗でお願いしま～す♪(=ﾟωﾟ)ﾉ
お通しは『揚げ蕎麦』。
アテには『ネギミソの油あげ包み』と、
『お昼のおすすめ』の『本日の天ぷら』は
『キス天』とのことなので、
迷わず『本日の天ぷらせいろ』を『天先』で注文。
先ず届いたのは『ネギミソの油あげ包み』。
”キツネ色”の焼き色が食欲をそそりますね～(*'▽')
ネギミソの甘辛い風味と
切れの良い旨辛な燗酒との相性も抜群(*´▽｀*)
程なくして『キスの天ぷら』もご登場。
その現われましたる”黄金の輝き”にしばしうっとり♪(*´▽｀*)
花を咲かせた衣はさっくりと揚げられていて、
キスの身はとてもふんわり！
油切れも良く、尻尾まで美味しく頂けるとは
完成度高いですね～(*'▽')
蕎麦は面長な蒸篭に盛られた、
ほんのり香る二八そば。
不揃いや水切り等の面でご愛敬な部分もありますが、
辛汁はバランス良く纏まった好感の持てるもので、
総体的な満足度は高く、
コストパフォーマンスは申し分ありませんね(*'▽')
そば湯は釜湯。
天かすをそば湯に入れたいので、
天ぷらのお皿を下げないように花番さんに伝えましたら、
揚げ玉をサービスしてくださったので、
たんまり入れて美味しく頂きました～(*´▽｀*)
帰り際の会計時、
挨拶に出てきて下さったご主人には好印象。
今度は腰を据えてオトナな”呑み”に伺いますね～♬
