九品仏 手打蕎麦 おまた 仲睦まじい御夫婦のお蕎麦と笑顔で元気回復♪
ある日、
東急大井町線の路線図を見ていて目に飛び込んできた
『九品仏』の文字。
なんて読むんだろう???(゜o゜)
『クホンブツ』
へ~、なんか楽しい響き(*''▽'')
手打ちのお蕎麦屋さんはないかしら?
あったあった~♬
質素な店構えのこの店は
東急大井町線九品仏駅の改札を出て商店街を右に進むと、
3分ほど歩いた通り沿いの左手にあります。
自由が丘駅からも歩けない距離ではありませんね。
いつものように”呑み”が必須の僕ですから、
混雑する時間帯は避けたいわね〜〜( ̄▽ ̄)
と、平日午後の1時過ぎに入店。
先客は1人+2人の3人。
1番奥の2人用テーブルの壁際に腰を下ろし、
お品書きを手にしながら女将さんに、
お酒を燗で頂きたいのたけれど~♪
と投げかけると、
『谷川岳』が良いですよ~♪
とお品書きを指差してくださったので、
それに従い、
熱燗でお願いしまーす♪( ´θ`)ノ
群馬のお酒の一合瓶がテーブルに立った図柄は
まるで温泉街の食堂で呑んでいるかのような、
ゆったりとした感覚になってきて楽しい(*´艸`)
お通しに出された『昆布の佃煮』を頬張りながら、
燗酒を口に近づけ流し込むと、
端麗辛口なキレの良さと共に、
磯の香りが心地良い余韻を奏でます(*´▽`*)
想像以上のお酒の美味しさに、
呑む気スイッチが入ってしまい、
お昼でも頼める”つまみ”があるというので、
それらの中から
『なすの煮浸し』と『蕎麦屋の角煮』をチョイス。
運ばれた『なすの煮浸し』は
大ぶりな茄子が2本分お出汁の中で泳いでいます~♪
的な豪快さで、
たっぷりと覆われた小ネギの小口切りと共に頬張ると、
お出汁と葱の風味が、
噛むほどに絡まり合って、タマリマセン!( *´艸`)
『蕎麦屋の角煮』はザ・角煮!風な男前な顔立ち(''◇'')ゞ
味わいは豚の旨味が活きていて、
甘辛加減もちょうど良く、申し分のないものでしたが、
もう少しだけ柔らかく煮えていると、
噛みごこちも愉しく、
更に上等なものとなったかもしれません。
お蕎麦は『天せいろ』のせいろを
『玄せいろ』に替えてくださるというので、
それを『天先』で注文。
そして登場した『天ぷら盛り』はと言うと、
大葉・サツマイモ・菜の花・海老・椎茸
・茄子・カボチャが、程よい厚みの衣を纏い、
これがまた思いのほか
さっくりと揚がっているんですよ~♪(*´▽`*)
決して侮っていたわけではありませんが、
意表を突くジャブのような揚げっぷりと
サクッとした食感を受けて、
顏のほころびも止むことを知らず、
とても愛想の良い女将さんとの会話も弾んで、
当然のごとく、もう一本~♬(;^_^A
頼んだお酒は、
最初の『谷川岳』と同じ蔵元の吟醸酒、
こちらの『水芭蕉』は冷やの方が向いた造りで、
ほんのりと立つ果実香がいじらしいわ~( *´艸`)
そして届けられたお蕎麦の量には、ただただ茫然(゜o゜)
そばの実の外皮や甘皮も、
適度に散った端正な蕎麦は
やんわりと穀物香が立ち、
そばの風味もなかなかのもの(*''▽'')
ご主人に伺ったところ、
今回の蕎麦は福井産ですが、
時期によって北海道産のものと使い分けているとのこと。
辛汁は甘み優位ですが、気にはならないレベル。
お腹が一杯になってしまい、画像を撮り損じたけれど、
蕎麦湯は少しだけ風味づけにそば粉を加えているようで、
けっこう香ってくるから笑ってしまいます( *´艸`)
もっと近所に欲しい一軒。
と言っても、
『東急線沿線ぶらり蕎麦呑み下車』の一軒には
加えさせていただきました(*´▽`*)