沼袋 朝日庵 まだまだ続きます❣ 町そばの新旧交代♪
10年ひと昔と言うけれど、
30年ほど前の未だ僕が東京に出て来たばかりの頃、
友達が住んでいたので何度も通ったこの駅に、
これだけの時を経て降り立ってみますと、
流石に何か熱いものがこみ上げてきて、
立ち竦んでは歩き出し、
また立ち竦んでは歩き出し( ̄ー ̄)
最寄りは西武新宿線沼袋駅。
南口を出て、線路沿いの道に入って3分という
恵まれたロケーションにこのお店はあります。
いかにも昭和の町そば風な哀愁を誘う佇まい(*^。^*)
暖簾を潜りましたのは午後の6時半過ぎ。
先客は2人だけでしたので、
店内左手の粋な囲炉裏が中央にある、
6人がけの大きなテーブルの一角に腰を下ろし、
給仕のお兄さんがすかさず運んでくれた、
煎茶を啜って、ほっこり♪(*´∀`*)
前回伺った時にも感じたのだけれど、
この給仕のお兄さんたら、
お若いのに卒のない応対が好印象で感心感心(^^♪
あまりに慣れた身のこなしから、
こちらの御子息かと思い尋ねたところ、
御親戚とのことでしたので、甥っ子さん辺りでしょうか。
お酒はハウスワイン的『銀盤』の熱燗でスタート♪
この一合瓶が”素”のままに熱燗で運ばれる様は
これはこれで絵になるのよね~( *´艸`)
お通しは『大根と牛蒡の煮物』。
滲みたお出汁が職人の”わざ”。
第一の”アテ”は『まぐろ酒盗』。
クリームチーズと”酒盗”とのマリアージュは
既に何度も経験済みな筈なのに、
その都度また新たな発見があるから愉しい(゜o゜)
よろしかったら、
と頂いた島ラッキョウが、
浅漬け風に処理してらっしゃるのでしょうか、
旨味があって美味しい~( *´艸`)
ならば♪ と、2本目は高知の純米吟醸『南』を冷やで♪
続いて届きましたのは『手作りさつま揚げ』。
お魚のすり身&お野菜が醸し出す甘味と、
冷酒のビリビリなビター感との相性が絶妙~♡
気が付けば3本目、
福島の『天明』に突入しておりました( *´艸`)
そしてステージの上には『蕎麦豆腐』がご登場♪
給仕のお兄様の助言に従って、
”ハーフサイズ”でお願いしていて良かったわぁ~(゜゜)
この「そばがき」寄りな「そば豆腐」は、
ご主人がひと際思いを込めた感じがするわねぇ~♬
お刺身もあるんですよ~♪
愉しいな~(*´▽`*)
”山葵”が良ければ満点ですね!!!
お蕎麦は「せいろもの」から『もりそば』を一枚。
二段重ねの「蒸籠」でご登場。
透明感のある瑞々しい蕎麦は、
外皮の黒いホシも散りばめた端正な顔立ち。
鼻先を寄せますと、穀物の香りが立ち昇り、
手繰って啜り上げれば、
鼻腔を抜ける香りとの二重奏がタマリマセン~( *´艸`)
それに比べると風味は若干弱い感じかな~(^▽^;)
蕎麦湯はストレートタイプながら、
香りと風味は程よく滲み込んでいて、
バランス良く仕上がった辛汁を割って、
美味しく〆させて頂きました~(*´▽`*)
今度は『昼呑み』で伺いますね~(=゚ω゚)ノ