半蔵門 蕎麦小路 さわらび 拘りと心配りの調和のとれた鴨汁
江戸フリークとして長年東京に住んでおりますと、
江戸城(皇居)内堀付近は
どうしても定期的に足が向いてしまう
ホットスポットになっているのですが、
今回は千鳥ヶ淵を基点とした定期訪問ウォークです(*´∀`*)
一番町から永田町へと歩みを進めますと、
この時期でも、結構働いている方が
多くいらっしゃるのにはビックリ(゜o゜)
更に、
殆どの飲食店が営業している光景には再度ビックリ❣
こちらのお店の最寄りは東京メトロ半蔵門駅で、
徒歩1、2分という目と鼻の先にありますが、
永田町駅からも10分と掛からない恵まれたロケーション。
ホームページで営業していることを確認の上、
ウォーキングかたがた、足を運んでみました(*'▽')
さて、
お店の暖簾を潜りましたのは平日のお昼時、
と切り出したいところではございますが、
あらら、定時(11時45分)になりましても、
その暖簾が出ておりません!
も、も、もしやの閉店ですかー?Σ(・□・;)
と半信半疑で引き戸に手を掛けましたら、
あ・き・ま・し・た❣️(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
女将さん曰く、
今日は風が強いので暖簾は出してないんですよ~♪
とのこと。
言って下さいよ〜〜♪
焦った〜〜(;´Д`A
後で画像を確認しましたら
『営業中』の札はちゃんと出ておりましたね(;^_^A
先客は右奥ボックス席の4人だけでしたので、
左手前の2人掛けのテーブルに腰を下ろしますと、
あっという間に満席になりました(゜゜)
お品書きをパラパラパラと。
日替わりの「おすすめ燗酒」は富山の『立山』とのことなので、
それは好都合とばかりに熱燗でお願いし、
だいぶ絞り込まれてはいるけれど、
「お昼のおつまみ」から『焼き味噌』をチョイス♪
酒器が南部鉄瓶だなんて素敵すぎるぅ~♡( *´艸`)
大きめのぐい吞みがまた”江戸風”よね~♬
お通しは付かないみたいです。
『焼き味噌』は白みそベースのふわっとタイプで、
甘い味わいがとてもチャーミング♡
旨味と甘味が交差しながら芳ばしく
鼻腔を通り抜ける様は絶妙~♪
ここに淡麗辛口な燗酒を流し込むとタマラナイわね~(*'▽')
お蕎麦はお隣さんがあまりにも美味しそうに
「鴨汁」を啜っていらっしゃるので、
たまらず『鴨汁せいろ』に決定♪
自然なカタチで蕎麦湯用の蕎麦猪口が
用意されるのは嬉しい配慮。
お酒が無くなりかけた絶妙なタイミングで
『蕎麦茶』をサッと出してくる辺りの気配りも
実に心憎いわよね~♪(*´▽`*)
蕎麦は艶やかなグレーに輝く中細の、
エッジの立った端正な造り。
香りは控えめで、風味もまずまずといったところでしょうか。
繋がりは良く、鴨汁を潜らせての食感は
噛み応えのある好感の持てる仕上がり。
「鴨汁」は葱の芳ばしさというより、
甘みを際立たせた独特なスタイル。
雑味のない上品なテイストとなっていて、
厚めにカットされた鴨胸肉を噛みちぎりますと、
中身はしっかりピンク色に調理されています。
より一層の拘りが伝わって来ちゃうわよね~♪(*´▽`*)
「捏ね」も肉汁がジュワ~♡(*´▽`*)
そば湯は釜湯で、
鴨の旨味が滲み込んだつけ汁を割って
薬味の葱を加えて美味しく頂きました(╹◡╹)
次は「夏のぶっかけ」を頂きに伺いま~す(=゚ω゚)ノ