豪徳寺 しおて 前衛的蕎麦前料理と本格手打ち蕎麦
僕にとって、小田急沿線でお蕎麦というと
『あめこや』さんだったんですけどね~(*´ω`*)
も今は昔。。。(;´・ω・)
いちファンとしては、
いつまでも引き摺って行くわけにも参りません(; ・`д・´)
。。。っと、かなり前向きに
後を引き継いだ『しおて』さんを覗いてみましょう(・ω・)ノ
小田急沿線とか言いながらアレなんですが、
こちらに伺う時はいつも最寄りの豪徳寺駅は利用せず、
渋谷で井の頭線に乗り換え、東松原駅下車からの
15分ほど掛かる閑静な世田谷住宅街お散歩コースを通り、
お腹を空かせてから伺っておりましたので、
今回もそのパターンで向かってみました(≧▽≦)
数か月、間が空いただけでも懐かしく感じるものです(*´ω`*)
エントランスはほぼ変わらず(*´ω`*)
『あめこや』のランチコースで呑み~🎵がお気に入りだったもので、
夜だけ営業なのはちょっぴり残念な気もしますが、
17:00という比較的早めの時間に開けてらっしゃるのは
明るいうちに呑みたい派の僕にとっては福音であります('◇')ゞ
店内もほとんど変わらず、厨房も相変わらずピカピカで眩いほどです(*_*)
5時半ちょっと前に入店、先客はテーブル席に2名。
このキャパで店主とサービス担当の男性とのふたりだけによる
オペレーションはキツイものがあるかもしれませんね(>_<)
とか言っても、カウンター奥を陣取り、
店主とも言葉を交わせる体制に突入( *´艸`)
料理の前にお酒選び。。。
トレンドに寄り過ぎない、
お料理との相性を意識した品揃えは好感が持てますね(*^。^*)
燗のお勧めにはしっかりと赤丸印が付いているというのに、
いちいち、燗に向くお酒は何かと聞いてくる『めんどくさい客』
になってしまっていたかもしれません。。。(;^_^A
では、ということで、お勧めに従い一本目は
天穏 『馨(かおる)』の燗に決定。
さて、お料理ですね~(*´▽`*)
これだけでもお料理迷うところ。。。
こちらもあるので悩みまくりですね( ゚Д゚)
『あめこや』オマージュなお料理が散見されるのはうれしい限り。
最初に供されたのは、お通しの『蕎麦味噌のそば寿司』。
『あめこや』オマージュからのスタートでした(^^♪
連続『あめこや』オマージュに興奮気味ゆえ
ピンボケ画像となった『牡蛎の塩辛とマスカルポーネ』(*'▽')
キレがあり、硬めでクリアな水を感じさせる
天隠との相性MAXですね(≧▽≦)
出雲のお米を使っているということで、
出雲そばとも相性の良さそうなこのお酒は、
もちろん蕎麦寿司にも合いましたね~( *´艸`)
ということで、瞬殺で一本目が無くなってしまい、
次にお願いしたのは福井の『早瀬浦』
こちらは五百万石らしい旨味があり、
むしろ『燗冷まし』の方が美味しくいただけました( *´艸`)
続いて『自家製さつま揚げ』。
ふわふわさつま揚げを卸したて生姜と食べて
米の旨味の酒を呑む!
『ジャパン!』ですわね~🎵
まるでフレンチのような『新ジャガイモの酒盗焼き』( ゚Д゚)
チーズを使わず、卵黄で焼き色を付けた軽めのグラタン♪
という感じで、とにかく美味しい(*´▽`*)
ココでもう一本! 奈良の『篠峯』の山廃原酒の熱燗。
アルコールの立つ感じで、ぬる燗気味の方が良かったかも
しれないけれど。。。
この『ホタルイカと浜防風のぬた』をお蕎麦の前の
口直し的意味合いで頼んでいたので、
ちょうどよい感じでした(*'▽')
さて、〆のお蕎麦は迷わず食べ比べの『2種もり』を注文!
一枚目は福井県は越前大野の『大野在来』。
この画像は決して水切りの良さをアピールしたい為のものではなく、
目の前に運ばれるや否やの蕎麦の香りに感動してしまい、
テンションMAXとなってしまっての後の祭りでございます(>_<)
そば打ち、香り、風味etc...と、
引き継がれるって素晴らしいですね(*´▽`*)
こちらは二枚目の北海道は旭川の『キタワセ』。
『大野在来』比べて香り・風味共に淡い分、
繋がりはこちらの方が良く、
気持ちよく手繰れるお蕎麦でした(*´▽`*)
薬味は綺麗にほぐした葱のみで山葵は付かず(いらないわね~♪)
蕎麦湯は濃厚タイプで、バランスの取れた辛汁とお葱とで、
とても美味しく締めくくることが出来ました(*´▽`*)
帰り際に、ご主人に屋号『しおて』の由来をお聞きしたところ、
ご出身が福島県の相馬で、
近くにある『塩手山』からお取りになった、
とのことでございました。
福島のお酒も名酒揃いなので益々、
目の離せないお店になりそうです(=゚ω゚)ノ