SOBANOMI~蕎麦呑み~

蕎麦屋de食べ歩き、日本酒呑み歩き&時々その他的忘備録

久米川 手繰りや 玄治 今年の夏の新蕎麦初めは群馬県赤城でした♪

さて、夏の新蕎麦初めはこちらかしらね~♪
西武新宿線に乗り換えて、
降り立ったのはもう何度目かの『久米川駅』。

南口を出て、ロータリー対岸の道路を真っすぐ進み、
突き当りを左に折れて、ひとつ目の角を右に入り、
最初の十字路を越えると、
左手に洒落た街路灯に”そば”の文字が目に入ります。
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店頭の網に絡まる”つる植物”の緑が
とても爽やかなアクセント(^^♪

暖簾を潜りましたのは
平日昼の11時を5分ほど回ったところ。

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1番客だったようで、店内左手前から2つ目の
2人掛けテーブルに案内されて、
いつもと変わらぬ空気と佇まいに、ホッと一息♪

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お酒の顔とも言えるラベルを
クリアファイルに纏めたメニューの見せ方は
気が利いていて素敵(*^。^*)

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先発に選んだのは埼玉の『琵琶のささ浪』。
クリアな口当たりと爽やかな果実香で、
余韻のビター感が料理を引き立てる造り。
お通しの『オクラの胡麻和え』だけで1合呑めちゃうな('◇')ゞ

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店内に掛けた笊に貼られた”オススメ”は
どれも食べたいものばかり(;・∀・) 

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結局、去年の夏も食べた”焼きとうもろこしのかき揚げ”を
頼んでしまう辺り、僕もワンパターンなオトコよね~(;^_^A

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”焼けた”芳ばしさは素敵なんだけど、
もうちょっとサクサク感が欲しいかな~(;´・ω・)

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そして性懲りもなく、続けて”天ぷら”注文してるし( ̄▽ ̄;)

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『鱧の一本揚げ』はチョーふわふわ〜♬で良かったぁ(*´▽`*)

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お蕎麦は”せいろ”と”手挽き”の『二色せいろ』。

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ハリとツヤがあり、エッジが立っているものの、
今日のお蕎麦は平打ち気味で不揃いも少なくないわね(~_~;)

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とは言え、鼻を寄せれば穀物香が立ち上がり、
啜り上げますと、鼻腔から抜ける蕎麦の香りは一級品(*'▽')

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やはり、こういう強烈な香りを放つお蕎麦には
穀物香る古典的な造りのお酒を合わせたいな~♪と、
2本目は岐阜の『無風(むかで)』を注文!
涼やかな余韻で良かった~♡

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そんなこんなで、2枚目『手挽きせいろ』のご登場♪
あらら、、、
こちらもやや”きし麺”状態で揃ってない感じ(;'∀')

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手繰り寄せて啜り上げますと、
『せいろ』同様、こちらの外皮のホシ散る蕎麦も
素晴らしい穀物香が立ち上がるのだけれど、
歯応えのしなやかさが、いつも程じゃないかな~(≧▽≦)
玄蕎麦はどちらも”群馬県赤城の夏新”とのことでした(*'▽')

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そば湯はとろみを付けたタイプで、
薬味の葱を落とし、バランスの良い辛汁を割って、
美味しく〆させて頂きました(*´▽`*)

強烈な穀物の印象が脳裏に焼き付けられた感じだけど、
それにしても今回は食べ過ぎたわ~(≧▽≦)
次回は『小もり二色』で充分ね(;^_^A

手繰りや 玄治そば(蕎麦) / 久米川駅八坂駅萩山駅
昼総合点★★★☆☆ 3.6

浅草橋 手打そば さかき ”フルーツトマトと海老の冷し蕎麦”でミネラル補給完了❣

公式ツイッターでアップされていた、
『フルーツトマトと海老の冷し蕎麦』に一目惚れ♡
居ても立ってもいられず、早速の訪問です('◇')ゞ

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雨模様はちょっぴり残念だけど、
真っ赤なトマトが待っている~♡

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店頭の立て看板にも、ちゃんと記してありました~(*´▽`*)
暖簾を潜りましたのは休日の11時時半。

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”口開けの客”でしたので、カウンター奥の席に腰を下ろし、
間髪入れず、こちらで覚えた奈良は『生酛のどぶ』を
”とびきり燗”で注文♪

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キレッキレのアツアツで食欲を目覚めさせながら、

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”アテ”は何がいいかしらね~、
とお勧めホワイトボードを眺めていましたら、
厨房から出てきて下さったご主人が、
この他にも、ちょいちょい出来るものがあると仰るので、
せっかくだから乗ってみようかな~( *´艸`)

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先ず頂いたのは『つるむらさきとろろ』。
独特なヌメリのある食感が身上の”つるむらさき”に、
追い打ちを掛けるように”とろろ芋”を合わせるなんて、
ネバネバ食材マニアとしてはタマラナイ組み合わせ( *´艸`)

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その”ネバネバ”に香り豊かなお出汁が絡み、
振られた海苔の磯の香りも加わったハーモニーは絶好調♪

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続いての”季節もの”は『トウモロコシのかき揚げ』。

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サクサク&甘々~♡で、お酒も進み、

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2本目は愛知の『白老-うすにごり生-』を冷やで♪

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乳酸の効いたライトな甘口でトマトのお蕎麦と合いそう(*'▽')

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それでは『フルーツトマトと海老の冷し蕎麦』をば、
頂いてみましょうか❣

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見た目のインパクトは半端ないわね(゜o゜)

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トマトのミネラルと、
お蕎麦のミネラルとのマリアージュだけでも素晴らしいのに、
”甘酢のジュレ”が仲立ちとなって、
完璧な愛へと昇華した感じかしら(⋈◍>◡<◍)。✧♡

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濃厚なフルーツトマトと爽やかなスープとの相性も抜群で、
キューリの清涼感ある味わいとカリっとした食感が、
絶妙なアクセントになっていて申し分なし❣(*´▽`*)

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一滴も残すことなく、完食させて頂きました(=゚ω゚)ノ

ご主人の打つ、香り立つお蕎麦が大好きなので、
”ぶっかけ”系を頼むのは”かなり”抵抗があったけれど、
これなら文句なしで、納得だわ~('◇')ゞ

手打そば さかきそば(蕎麦) / 浅草橋駅馬喰町駅馬喰横山駅
昼総合点★★★★ 4.1

鷺ノ宮 手打そば 三咲 ご主人の確かな腕前の片鱗を覗かせる"三咲セット"

さて、
タマには美味しいお魚が食べられるお蕎麦屋さんにでも~♪
と、”連れ”を誘って久しぶりの『三咲』さんへ('◇')ゞ

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最寄りは西武新宿線鷺ノ宮駅
北口を出て斜め左に入り、中杉通りを右に折れて、
一本目を左に入ると左手にお店はあります。

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暖簾を潜りましたのは週末午後の0時過ぎ。
今回は事前に予約していたので、
厨房に立つイケメン主人に挨拶しつつ、
店内奥のテーブル席まで進んで腰を下ろし、

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さっそく生ビールでカンパ~イ(^^♪

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お料理は色々愉しめる
『三咲セット』(2,800円)をチョイス。

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先ず運ばれましたのは前菜の『蕎麦前三点盛り』。

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”もずく酢”、

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茗荷の甘酢漬けとそば味噌を添えた”小田原かまぼこ”、

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そして”玉子焼き”。

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これは日本酒を呑まないわけにはイカナイイカナイ( *´艸`)

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3種類ある日本酒、岡山の『御前酒 9NINE』、
福島の『会津中将』、秋田の『やまとしずく』を
交互に頂こうかしらね( *´艸`)

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続きましては『刺身盛り合わせ』(゜o゜)

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梅肉の酸味がアクセントの鱧の湯引きはしっとり柔らかく、

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コチは濁りのない肉質で鮮度抜群❣

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華やかに香り立つ冷酒と鮪の赤身との相性はバツグンね♡

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続く『天ぷら』は”ショウサイフグ”と”万願寺とうがらし”。

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油切れ良く、サックサク~でふわっふわ~♪な”ふぐ天”は
も~タマリマセ~ン( *´艸`)

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万願寺とうがらし”も肉厚ジューシーでとっても素敵(*´▽`*)

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次のお蕎麦に移行する前に、もう少し何か(=゚ω゚)ノ

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と、『ホタルイカ沖漬け』なども追加で頼んでみたり(^^ゞ

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大根卸しと共に頬張って噛み締めれば、
口中に広がる烏賊の旨味でお酒がススムススム(;^_^A

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お蕎麦は瑞々しく艶があり、
不揃いのないエッジの立った端正な細打ち。

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鼻を寄せますと”香り立つ”とまでは言えないまでも、
穀物の心地良い香りが感じられれ、

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手繰り寄せて口に含めば、しなやかな歯応えと
爽やかな喉越しは申し分なし(*´▽`*)
水切りがとても良いので、穏やかな蕎麦の味わいも
良い印象が残りますね( *´艸`)

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そば湯は釜湯で、バランスの取れた辛汁を割り、
薬味の葱を落として、ほっこり♪(*^。^*)

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〆は甘さ控えめの水羊羹で、サラッと〆させて頂きました♪

全くストレスなくお蕎麦を手繰り終えだけれど、
ご主人たった独りでのオペレーションはタイヘンそう(;´・ω・)
次回は又カウンター席を陣取り、
華麗な包丁さばきを拝見しながら呑みたいな(*´▽`*)

手打そば 三咲そば(蕎麦) / 鷺ノ宮駅都立家政駅
昼総合点★★★☆☆ 3.7

祐天寺 蕎や 月心 『冷やかけすだち』も『細挽』も『玄挽田舎』も❣と贅沢ナイト

コロナ禍での約2か月間の自粛による閉店を経て、
6月1日から営業再開とのことで、
早々に訪れたい衝動に駆られていましたが、

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なかなか時間の調整がつかず、
やっとのことで、やって参りました('◇')ゞ

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ただでさえカウンター数席+4人掛けテーブル1卓のみ、
という小さな”箱”ですのに、
それを更に席の間隔を開けての営業となりますと、
繁盛店と言えど、色々と問題が山積していることでしょう。

我々ファンとしては出来るだけ足繁く通い、
ご主人と女将さんをサポートして行きたいわね(=゚ω゚)ノ

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今回は前日に事前予約を入れた上で、
平日午後の6時15分、夜営業口開け直後に入店。
先客はカウンター1人+テーブル3人=4人。
女将さんに案内されてカウンター中ほどの席に腰を下ろし、

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さっそく手書きの”おすすめ日本酒”から、
岩手は『南部美人』の生酒をグラスで注文。

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ライトなフルーツ香で、切れ味バツグン❣

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お通しはいつもの『そば味噌』。
そばの実が多めに練り込んであって、歯応えが心地いいな~♪

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先ずは”お野菜”からスタートしたいわね(*'▽')

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『苦瓜と茗荷の酢の物サラダ』(小)を頼んで正解♪

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生野菜の食感が爽やかで、ゴーヤの苦味と、
甘いニュアンスのある冷酒との相性が絶妙(*´▽`*)
サラダの酸味加減も心憎いほどにキマってる♪

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お酒もどんどん進んで、次なるは女将さん曰く、
「ラベルがご主人の好み」で取り寄せたという( *´艸`)
栃木の『ナツノコトブキ』。

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”アテ”も”手書きのおすすめ”から頂こうかしらね♪

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『大羽いわしマリネ』(小)は外せないな( *´艸`)

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脂の乗った”入梅イワシ”は”旨い❣”のひとこと♡

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気が付けば3本目の新潟は『越乃景虎』に突入。

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”呑む時はお野菜を沢山摂る!”が鉄則('◇')ゞ

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『グリーンアスパラの白あえ』は
甘酸っぱいチェリートマトと共に和えられていて、
胡麻の効いた味付けがとってもチャーミング♡
硬めでクリアな水を感じさせる冷酒との相性もバッチリ♬

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『鴨のつくね焼き』(小)なども(*'▽')

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卵黄を潜らせて頬張れば、も~タマリマセーン♪( *´艸`)
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”手書きのおすすめ”3種を呑み切ってからの~、

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岐阜の『房島屋』生原酒。

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”天種”には”手書きのおすすめ”から『水茄子とトウモロコシ』。

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サクサク&スイートなトウモロコシと
ライトな酸味と果実香が素敵な冷酒を
同時に口に含むとサイコ~♡( *´艸`)

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ラストを飾るのは山口は『長陽福娘』の夏純吟。
このミネラリーで華やかな吟醸酒
『冷やかけすだち蕎麦』と合わせようという魂胆です( *´艸`)

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今回は女将さんに我儘を言って、
『冷やかけ  すだち蕎麦』はミニサイズに。
『細挽せいろ』と『玄挽田舎』を
『合い盛り』(小)にして頂きました(*´▽`*)

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3年ぶりに手繰る『冷やかけすだち』に
涙がこぼれそう(´;ω;`)
お蕎麦のしなやかな食感や喉越しの良さも然ることながら、
鼻腔を擽るお出汁の香りがタマラナイな~(*^。^*)

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そして夢のような『合い盛り』(小)(゜o゜)

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『細挽』はいつもながらに瑞々しくエッジの立った、
不揃いのない端正な仕上がりで、
鼻を寄せますと穀物の香り漂い、
啜り上げれば口いっぱいに蕎麦の風味が広がります(*´▽`*)
こちらは茨城産の”常陸秋そば”とのこと。

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『玄挽田舎』も瑞々しくエッジの立った細打ちだけど、
こちらは黒いホシも散りばめた野趣溢れる”挽きぐるみ”。
『細挽』ほど強烈に立ち上がる香りは無いものの、
上品な香りとミネラリーな味わいは特筆ね('◇')ゞ
なるほど、こちらは福井産の”福井在来”なのか~(*´▽`*)

そうそう、残しておいた『冷やかけすだち』の掛け汁を
そば湯で割って啜るのがまた、
とんでもなく美味しかったわぁ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡

蕎や 月心そば(蕎麦) / 祐天寺駅学芸大学駅
夜総合点★★★★ 4.1

学芸大学 えさけ Et-Ça-Qu’est ビストロでちょい呑みと洒落込みたいわね♪

何がどうなってこちらのお店の記事がグーグル先生に
ヒットしたのか、失念してしまいましたが、
『Et-Ça-Qu’est』という店名を目にして、
ん???(。´・ω・)?
確かにフランス語っぽいけど、意味が皆目分からない💧
と、更にグーグル先生に問い合わせたところ、

なんと、秋田弁の「家さ来(えさけ)⁉」
=「ウチくる⁉」とのことで、
こんなウィットに富んだお店には
是非とも伺わなければなりません!
と思い立った直後のコロナ騒動( ̄▽ ̄;)

図らずもかなり間が空いてしまいましたが、
この度やっと念願叶って、お邪魔して参りました('◇')ゞ

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最寄りは東急東横線学芸大学駅
西口から出て”西口商店街”に入り、2つ目の角を右に、
そして1つ目を左に折れて、更に1つ目を右に進むと、
ふたつ目の角の左手に、お店はあります。

スグリーンの渋い色合いの外壁が印象的(*'▽')
フランスのビストロを思わせるようなデザインも素敵( *´艸`)

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入店しましたのは、営業開始直後の休日午後の5時過ぎ。
先客はいらっしゃらなかったので、
一番奥のカウンター席を陣取り、ほっと一息(*^。^*)
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店内は厨房に向いたカウンター席と、
窓側に向いた同様の席のみで、コロナ対策として、
間隔には余裕を持って案内している様子。

何よりも驚きましたのは、
20代にしか見えないうら若い乙女が、
ワンオペで営業なさっているという事実!(゜o゜)

その”うら若い乙女”こそシェフの倉田一海(ひとみ)さんで、
お友達からは”もさみ”と呼ばれているだの、
「えさけ」は自分が秋田出身だからだの、
色々と人懐こく話して下さいました( *´艸`)

その言葉の端々からは、お店のオーナーさんを
尊敬する姿勢が随所に感じられてきて、
久しぶりに若い子との会話でほっこり来ちゃった感じ~('◇')ゞ
恐らく、その”オーナーさん”こそ、
”もさみ”さんのご主人なのでしょう。ご馳走様よね( *´艸`)

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そんなお話の狭間で食前酒として頂いたのは
『クレマン・ド・ロワール』。
やっぱり木村硝子のワイングラスは口当たりが良いわね~♡

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では、『イワシとパプリカのマリネ』でも頂きましょうか♪

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脂のりのりで大ぶりなレア鰯にディールをあしらって、

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パプリカとの相性も文句なし❣

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ふんふん♪ グラス用の白は4種類開いているのね~(゜゜)

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ロワール繋がりで『シュヴェルニー』かな♪
とんがり過ぎない酸味が鰯にも合うわね(*'▽')

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次に頂いたのは『鴨胸ハムとポテトサラダ』。
低温調理された鴨肉の柔らかさと舌触りは絶品❣(*´▽`*)

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鴨にはアルザス
リースリング』など合わせてみたり( *´艸`)
オイリーな口当たりと柔らかな酸がタマリマセン~♡

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メイン料理に進む前に赤ワインなども('◇')ゞ

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8年の時を経たカオールなんて素敵~♡

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煮込みハンバーグの火入れ加減は絶妙で、
柔らかくてジューシー(*´▽`*)
熟成香の立ち始めたカオールに負けない、
輪郭のしっかりした味わいでございました( `ー´)ノ

そうこうしている内に、お店は満席(゜o゜)
ちゃっちゃとお会計を済ませて、お店を後にしたけれど、
結構おいしいワインを開けていることが分かったので、
今度はサクっと呑みで使わせて頂くわね~(=゚ω゚)ノ

えさけ ビストロ / 学芸大学駅祐天寺駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

緑が丘 Numero 5 Paris 抜群のセンスと味わいに大ブレークの予感❣

そうそう、せっかく緑が丘まで足を運んだのだから、
かなり前に偶然通りかかって見つけておきながら、
訪れず仕舞いになっていた、
あのパティスリーに行ってみよう(*^。^*)

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確かこの辺り、と細い路地を入ると、
あった、あった❣ 
”ケーキ、パフェ、カヌレあります。”
と書かれた立て看板(*´▽`*)

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裏側を見れば、
”本場フランス人シェフによる本格パティスリー”とあり、
よくよく隅々まで読んでみますと、
ピエール・エルメ・パリ・ジャポン』でシェフだった方が
独立なさったお店だということが判明(゜o゜)

あら!それは楽しみね~( *´艸`)
でも、失礼な話かもしれないけれど、
何故こんな人通りのない目立たない所で(・・?

などと、余計なことに思いを馳せながら、
階段を上って店内に入りますと、
イケメンムッシュ―が直々に迎えて下さり、
思った以上にイートインスペースが狭い、と言うか、
客席がカウンターの5席しかないのには焦りましたが、
先客は3人ひと組だけでしたので、
無事に手前の席をゲットできて、ほっと一息~(*´▽`*)
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店内を見渡せば、
焼き菓子の数も結構豊富で、どれも美味しそう❣

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店内のイメージカラーはモノトーンで統一されていて、
お菓子の色合いが引き立つような造り(^^♪

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クリスタルのクロッシュで生菓子を見せる、
という演出も、とてもお洒落で素敵♪( *´艸`)

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イートイン限定の”パフェ”もあるみたいだけれど、
初めてなので、基本の”生菓子”を頂きたいわね('◇')ゞ

5種類全部頂きたいところですが(;^_^A
さすがにそうも行きませんので、意を決して
ムッシューのスペシャリテはどれですか?」
と伺ったところ、勧めて下さったのが、

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『Banofee(バノフィー:バナナとキャラメルのケーキ)』。
ガラス張りで丸見えな”アトリエ”は
とても整理整頓されていてピッカピカ☆

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艶消しの黒いプレートに載ったケーキに、
銅のカトラリーが添えてある図柄は”美しい❣”の一言(*´▽`*)
何から何までが、お洒落よね~♡

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口に含めば、しっとりととろけるバナナムースに、
キャラメルソースが纏わりついてはハーモニーを奏で、
珈琲豆とピーカンナッツのアクセントが華を添える、
夢のようなお菓子ですわぁ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡

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エスプレッソが欲しいところだけれど、
こちらのコーヒーもなかなかのお味で大満足♪(*'▽')
フランスのラジオがBGMで居心地も良かったな~♡

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お会計のレジ横に、
カヌレ”や”スコーン”が陳列してあるのは反則よね~(笑)
ほぼ間違いなく、毎回買って帰りそう(>_<)

お家で2種類ずつ、と~っても美味しく頂いたのは
言うまでもありません( *´艸`)
取り分け、外側カリカリで中ぷるっぷる♬の
カヌレ』の”ナチュレ”は特筆ものでございました(=゚ω゚)ノ

Numero 5 Parisスイーツ(その他) / 緑が丘駅奥沢駅大岡山駅
昼総合点★★★★ 4.2

緑が丘 中国料理 頂好 貫き通して30年❣化学調味料を使わない中華料理

東急沿線の街を当てもなくぶらついたり、
気まぐれに電車に飛び乗ったりして、
あちこち探索して回るのはとても愉しい( *´艸`)

今日は緑が丘方面に足が向いたので、
定期的に伺っている『ありまさ』さんの斜向かいにあり、
以前から気になっていた『頂好(ティンハオ)』さんへ♪

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最寄りは東急大井町線緑が丘駅』。
改札を出て右に1分ほど進むと右手の1階にお店はあります。
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町の大衆中華料理屋さんとは一線を画した感のある、
派手さのない落ち着いた佇まい(*´ω`*)

入店しましたのは休日午後の1時過ぎ。
先客はカウンター席にひとりだけの状況。
女将さんらしき女性に、
「どちらでもお好きなところへ♪」
と案内されましたので、せっかくですから、
窓際の大きなテーブルを贅沢にチョイス(*´▽`*)

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あら♪ 見渡してみれば店内は結構広いのね~(゜゜)
中華料理屋さんにありがちな、雑然とした雰囲気もなく、
なかなかいい感じ( *´艸`)

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先ずはビールかな~。青島ビールなんて何年ぶりだろう(^^♪
相変わらずな旨さに、ク~ッ♬

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お通しで付いて来ましたのは『メンマ』。
肉厚で柔らかく、超美味~♡

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1,400円の『ランチセット』以外に、
2,800円と4,000円の『ランチコース』もあり、
とても魅力的なんだけど、”2名様より”なのね~、残念(>_<)
では無難に『ランチセット』を”油淋鶏”で(=゚ω゚)ノ

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『かめだし紹興酒』はロックで飲んでみようかな(*´ω`*)
とても飲みやすくて何杯でも行けそ~('◇')ゞ

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そうこうしている内に一式のご登場♪
あ! ご飯少な目でお願いするんだった( ̄▽ ̄;)

 

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『ザーサイ』の歯ごたえが心地良く、
紹興酒”との相性も良い感じ(*'▽')

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『蒸し浅利』は味が抜けてしまった感じ(~_~;)
出汁を取った後の浅利なのかな(・・?
それにしても塩くらい振って欲しいわね。

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油淋鶏の肉質は”しっとり感”に欠け、
皮面をもう少し芳ばしく仕上げて欲しいところだけれど、
味付けは申し分なし(*´▽`*)

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スープは超自然派な味わいで素晴らしい出来❣

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頂いた『ランチセット』だけでは、
このお店の味の判断が難しいので、
15分程掛かるとの事ですが追加で小籠包(825円)を注文。

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生地が柔らかくて、もちもち〜〜(⋈◍>◡<◍)。✧♡
肉汁も豊かで、とてもクリアな味わいが魅力的(*´▽`*)

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添えられた”タレ”のほのかな酸味も絶妙❣️

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『杏仁豆腐』は上品な香りと味わいで、
とても美味しく〆させて頂きました(*´▽`*)

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食後に温かい烏龍茶を出してくださるのは嬉しい配慮(*'▽')

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こちらの店主は30年来”化学調味料不使用”を
貫き通してらっしゃるとのことですので、
安心して他の料理にもチャレンジしてみたいわね(=゚ω゚)ノ

中国料理 頂好中華料理 / 緑が丘駅大岡山駅奥沢駅
昼総合点★★★☆☆ 3.4