表参道 しろう ゆったりとした佇まいの古民家で慌ただしいランチタイムとは
日曜のお昼とは言え、ピーク時間さえ外せば
あっさり入店できるだろうと
高を括っていたのが大間違い(;^_^A
目当ての店に”待ち”が結構できていたので断念し、
どうしたものかと途方に暮れかけた時、
頼りになるのは”通し営業”のお店しかございません♪
そう言えば『しろう』さんは
その”通し営業”じゃなかったかしら?
と”食べログ”で確認すると、
”営業時間 11:30〜22:00(L.O.21:00)”
となっていたので、ラッキー(^^♪とばかりに、
足早に向かい、店頭の立て看板にも
『営業時間11:30〜22:00(L.O.21:00)』
と記されているのを確認後、
余裕綽々と暖簾を潜りましたのは午後3時の15分ほど前。
店に入りますと、迎えてくださったのは
”花番さん”と言うよりも、
出で立ちから物言い、所作に至るまで、
フレンチレストランのサービススタッフ的なお嬢様。
入り口すぐ脇の2人掛けテーブルに案内されましたので、
すかさず『キリン一番搾り』でク~ッ♬
もう一人のサービススタッフの男性も、
お蕎麦屋さんの給仕人と言うよりも、
その出で立ちから所作と物言いは
フレンチレストランの支配人的な印象(゜o゜)
お隣のカジュアルフレンチと同じオーナーさんのお店なので
スタッフも行き来しているのかもしれませんが、
この古民家的佇まいとのミスマッチぶりが面白いな~( *´艸`)
ふと周りを見渡しますと、
2階が使われている様子はありませんが、
1階は奥の個室を除いてほぼ満席状態(゜o゜)
場所柄でしょうか、若いカップルが多く、
皆さん食事利用で、お酒を飲んでいるのは僕だけかな('◇')ゞ
さて、”アテ”に『酒肴三種盛り』でも頂きましょうか。
蕗醤油漬け、酒粕漬け、山葵味噌に
”揚げそば”が添えられて見た目にもお洒落よね~♡
これは日本酒を呑まないわけにもいかず('◇')ゞ
京都の『澤屋まつもと』を注文♪
あ~、このビター感が尾を引く淡麗旨辛は
どんな”アテ”にも合う感じ(^^♪
と、まったりし始めたのもつかの間。
「3時でラストオーダーなんですけど~」
のアナウンスに耳が点!( ゚Д゚)
花番さんが言うには
以前、通しでやっていた期間があったものの、
正規の営業時間は”11:30~15:30 (L.O. 15:00)”とのこと。
なかなか呑兵衛のオアシス探しも
楽じゃございませんわね~(;^_^A
では気を取り直して、お蕎麦を選びましょうか♪
なるほど~、『二種そば』を『天ぷら付き』に出来るのね♪
では、時間の許す限り”天先”で愉しみましょう(*'▽')
適度な衣に覆われた天ぷらは、
茄子、パプリカ、しし唐、さつまいも、南瓜、エリンギ
のどれもがサクサクで、海老のぷりっぷりな食感も
印象に残るもの(*´▽`*)
『せいろ』は瑞々しく艶があり、
エッジの立った、不揃いも殆どない端正な顔立ち。
残念なことには鼻を寄せますと香りは乏しく、
手繰り寄せて啜り上げましても、
蕎麦の風味は香り同様に弱いかしらね~(;^ω^)
とは言え、コシがありしなやかな歯応えはここち良く、
喉ごしも爽やかでございました(*´▽`*)
『けし切り』は、のど越し歯応えと申し分ないものの、
”立つ”ほどの芳ばしさが感じられないのは
ちょっと寂しいかな~(;´・ω・)
”水切り”はしっかりと出来ていますし、
玄蕎麦が変われば全く違った印象に成りそうね(=゚ω゚)ノ
やっぱり、辛汁を蕎麦猪口に直接入れて出されると、
そば湯を頂く時に辛いものがあるわね~(;´・ω・)
気が付けば、僕より後に入店したカップルも、
ちゃっちゃとお蕎麦を手繰って帰って行くみたいな、
慌ただしいランチタイムを横目に、
サクッと呑ませて頂きました('◇')ゞ