都立大学 利き蕎麦 存ぶん 牡蛎南蛮せいろを十割に変更してみた
聞くところによりますと、
こちらのお店は
お花見の時期が年末と同等の繁忙期とのことなので、
桜の花の咲きほころぶ前に、慌てて出かけてみることに。
平日午後の2時過ぎ。
お昼時の慌ただしさが、
引けるころ合いを見計らっての訪問。
東急東横線都立大学駅からほど近い、
桜並木で知られる呑川本流緑道沿いの、
こちらのお店が入っているビルの、
展望の利く2階の窓際から眺める満開の桜は
さぞや見事なことでしょう♪(*´▽`*)
さて、人生常に『花より団子』の僕は
桜の花に思いを馳せるのもほどほどに、
群馬県は『群馬泉』の山廃を熱燗で注文。
お通しの『紅梅くらげ』と共に運ばれます。
梅の酸味と燗酒の米の旨味がタマリマセン♪
お蕎麦は店内の黒板に記された今月のおすすめから、
『牡蛎南蛮』をつけ汁にした『せいろ』を
プラス料金150円で変更して頂けると言うので、
『十割そば』でお願いしました。
それほど待つこともなく、
お蕎麦とつけ汁が運ばれて、さてさてさて。。。
お蕎麦は何しろ黒い光を放つ
野趣溢れる仕上がりとなっていますが、
その仕立てとは裏腹に、
時期的なものもあるのでしょうか、
香り・風味ともに物足りなさを感じてしまうのは否めなく、
ミネラル豊富な大ぶりの牡蛎とのマリアージュは
薬味の柚子胡椒を仲立ちとしましても、
もう少し頑張って欲しいという思いが湧いてまいります。
〆は牡蛎のエキスが染み込んだつけ汁に薬味の葱を加え、
軽くとろみのついた蕎麦湯で割って、
とても美味しく終了~♪(*'▽')
食後に熱々の蕎麦茶を出してくださる、
とても愛想の良い花番さんの配慮は好印象(*´▽`*)
以前、夜に伺った際には定番の蕎麦前以外にも、
魅力的な季節のおすすめ料理などもいくつかあり、
満足度の高い『蕎麦呑み』が出来た記憶があるので、
こちらのお店は
お洒落な蕎麦居酒屋的利用が適しているように思います。