北千住 千寿竹やぶ アレもコレもと欲張らない方が良い時もありますよね('◇')ゞ
僕の”食べ歩き”に於けるスタンスは
意欲と誠意ある個人店の応援にこそあると思っていますので、
老舗や大繁盛店、並びに企業化したグループ店等の、
既に完成の域に達したお店には余り興味がなく、
こちらにも訪れる予定はなかったのですが、
比べる対象としての存在意義を確認するために
今回は足を運んでみました(''◇'')ゞと言いつつ、
レトロなお店は大好きという、
矛盾した特性も兼ね備えております(^◇^;)メンドクサイワネ
最寄りは千住大橋駅。駅から”日光街道”へ出て北上し、
”墨堤通り”を左に折れますと、直ぐ左手にお店はあります。
静まり返ったような『わびさび』の世界観が、
大通り沿いに出現するというミスマッチ振りが愉しい( *´艸`)
テーブルの配置図を記した黒板が表に張り出されていて、
ソーシャルディスタンス、絶賛継続中のご様子。
それにしても、11時20分過ぎに辿り着いた時は
待ちの先客はいらっしゃらなかったものの、
その後、車での来客が相次いで、あっ!という間に
店先の駐車場が満車になったのにはビックリ(゚д゚)!
平日昼の11時半。定刻通りに暖簾が掛かり、
予約客を先に招き入れ、続いて先頭の僕は
店内一番奥の窓際の席に案内されてホッと一息♪(*^。^*)
居心地の良い席で良かったわ~( *´艸`)
文字通り、”竹やぶ”の庭を愛でながら
一献傾ける愉しさよ❣と成るわね~♡( *´艸`)
お酒はベタに『両関』を熱燗で!(=゚ω゚)ノ
そして、本日のお目当ては『天付き蕎麦三昧』2,860円!
”ぐい吞み”の焼きっぷりがまた素敵じゃないのさぁ~♪
ぷくぅ!っと膨らんだ蕎麦せんべいはカリッカリ♪
真っ先に届きましたのは薬味。
そして『そばがき』。
なめらかでもちもちな食感は快感!
けれど、”栃木在来”という蕎麦の香りは
残念ながらわくわくする程には立ちませんね(-_-;)
その分だけコクがあって円やかな”辛汁”が
とんでもなく美味しく感じてくるから面白い!(*´▽`*)
続く『小海老かき揚げ』はサックサク(*'▽')
天汁がアツアツの状態で運ばれたので、
浸して頬張ると風味が立って素敵~♪
原木舞茸とカボチャの天ぷらはお勧めの”塩”で頂いて(*^▽^*)
取り分けカボチャがホクホクだったな~♡( *´艸`)
最初の”そば切り”は『十割』。
こちらも『そばがき』と同じ”栃木在来種”。
香りも同様に物足りない感じでちょっぴり意気消沈(~_~;)
穀物香が弱いだけミネラリーな香りと味わいが前面に出て、
それはそれで面白いのだけれど( ̄▽ ̄;)
続く『粗挽き』は”秋田在来種”。
穀物は一応香ってはくるものの、
物足りない思いを隠し通すことはできませんね(;^_^A
しなやな歯応えと喉越しの爽やかさは申し分なく、
とろみを付けたそば湯で、穀物は弱いながら、
ミネラル系の味わいを愉しませて頂きました(*´▽`*)
更に『田舎のかけ』も秋田在来。
”きしめん状”の平打ちで、しなやかな歯応えが心地良く、
雑味の少ない上品な風味のお出汁が旨い❣
『塩プリン』のデザートまで付いて、
黒蜜のオトナな味わいで〆る、
と~っても優雅なひと時を過させて頂いたわね~♡( *´艸`)