吉祥寺 中清 ざっくばらんに呑んでつまんで やっと巡り合えた 香る新蕎麦❣
秋の”新そば”を何処で手繰ろうかと、
躍起になってネット検索を始めたのはいいけれど、
新そば前線はまだ北海道から南下したばかりなので、
そもそも北の産地の玄蕎麦を使ってないお店は
まだ先の話なのよね〜〜(^◇^;)
とかなんとか思いを巡らせていましたら、
前回の訪問から1年以上が過ぎたこちらを思い出し、
早速そば友を誘って足を運んでみました(''◇'')ゞ
最寄りはJR吉祥寺駅。
北口を出てロータリーを右手に見ながら
吉祥寺サンロードを北上し、五日市街道を左に折れて、
7分程歩いた左手にお店はあります。
鄙びた山里の”一膳飯屋”を想わせる佇まい(^◇^;)
小雨そぼ降る週末の、
昼営業口開け5分前にたどり着きましたら、
待ちの先客はいらっしゃらないようで、
難なくポールポジションゲット^ ^
定時に引き戸が開いて暖簾が掛けられましたので、
右奥の4人掛けテーブルに腰を下ろし、ホッと一息(^ν^)
店内は相変わらず雑然とした雰囲気なんだけど、
逆に”これ”が落ち着くから不思議よね~( ̄▽ ̄)
単行本や酒瓶&その他が無造作に並んでいたり、
見上げれば、場違いとしか思えない
クラシックなシャンデリアが目に入り、
その電球がひとつ切れているのが気になったり(≧▽≦)
と思って、よくよく見れば、
その天井に『桐紋』が刻まれていたりしてビックリ!( ゚Д゚)
初代店主が太閤秀吉、或いは天皇家に関わりがあるのか、
はたまた単に思い入れが深いだけなのか(*^。^*)
いずれにしても、ツッコミどころ満載な店内❣
ふんふん♪ 予想的中~❣️
今日は北海道はキタワセの新蕎麦を愉しめそうね~♡
何と言っても、こちらのお酒は
日本酒好きにはタマラナイ品揃え(≧▽≦)
筆書きされた”お勧め”を見ているだけで愉しいなぁ(*'▽')ワクワク
今回は渋めに能登杜氏系『手取川』の熱燗でスタート!
ピリピリと来る辛口でありながら、
チャーミングな果実香ってどういうこと~♡
このお店に求めるのは小奇麗な一品料理でもなんでもなく、
酒のアテですよ”アテ”❣
イカの粕漬けは外せないかな('◇')ゞ
見ての通りの素晴らしい漬かり具合❣
放っておいたら永遠に呑み続けられるわね( *´艸`)
で、このタイミングでシレ~っと、
”お通し”が出てくる悪気無さってなに(・・?
ワカメと蒲鉾の胡麻和えなんだけど、
出す際にもアナウンスひとつなし(;^ω^)
ところが伺えば、なんでも丁寧に答えて下さるお店なので
これが武蔵野スタイルなのかな(*´▽`*)キライジャナイワヨ
ストレートで迷いのない米麹の香りと味わいがシビレる~♪
続いての『酒肴盛り合わせ』は
(えいひれ・炙り鰊・粒うに蒲鉾・いか麹漬け)のどれもが、
燗酒と合わない訳ないわよね( ̄▽ ̄)
とりわけ『イカの麹漬け』はお酒進みまくり~(;^_^A
お野菜を欲するカラダになってきたので、
この辺で『野菜天ぷらの盛り合わせ』なども(-ω-)/
クリーンアスパラ、舞茸、ピーマン、茄子、カボチャ、
そして蕎麦麩の全てをふたつずつに揚げ揃えて下さるなんて
全く『らしくない』気遣いなんかも見え隠れ(≧▽≦)
ひときわ印象に残りましたのは『蕎麦麩』のモチモチ感と、
『秋茄子』のトロットロ感かな~♡
いずれにしても適度なサクサク感も愉しめたわ~(*'▽')
クライマックスに近付いてきたところで、
3本目は静岡の『喜久酔』をやはり熱燗で!
なんだかんだ言って、色気のある酒器もお持ちよね~( *´艸`)
ファイナルオーダーはお約束の『生粉うち』♪
程なくして、一式のご登場~♪
お蕎麦は瑞々しく、粒子が隆起するほどハリがあり、
不揃いのないエッジの立った細打ち。
鼻を寄せれば、立ち上がる穀物香に思わずうっとり♡
手繰り寄せて啜り上げますと、
鼻から抜けるお蕎麦の香りも心地よく、しなやかな歯応えと、
爽やかな喉越しは申し分なし❣
『粗挽き』も試したいけど、今日のところはこの辺で(^_-)-☆
”連れ”の頼んだ『日本五目そば』も素敵な味わいだったわ!♡
そば湯は釜湯で、バランスの取れた辛汁を割り、
薬味の葱を落として、
と~っても美味しく〆させて頂きました(*´▽`*)
抜きん出たお蕎麦がタマラナイから
また来ちゃうわよね~ゼッタイ!( *´艸`)