大塚 小倉庵 蕎麦の出来と箱のしつらえとの魅惑のミスマッチ♬
そこに開いているお蕎麦屋さんがある限り、
是非とも応援させて頂きたい！
との思いが日に日に強くなる今日この頃。
乗客も疎らで混雑知らずとなりました、
山手線一本で乗り換えなし❣
こんな便利で快適な移動方法あるかしら( *´艸｀)
最寄りはJR大塚駅。
南口を出たら左に折れて都電の線路を渡り、
なんとも味があり哀愁漂う通りを３分ほど歩きますと、
左手に『小倉庵』の看板が目に入ります。
お店の前まで近づくにつれ、
遠目に花番さんが軒先で、
鉢植えの手入れをなさっているのが目に入り、
ほのぼのとした光景に、
思わず顔もほころびます。
こんにちはぁ～♪
と声をかけて暖簾を潜りましたのは午後の1時半過ぎ。
先客はいらっしゃらなかったので、
せっかくですからと大きなテーブルの一角に腰を下ろし、
すかさず出された冷水で喉を潤し、ほっと一息(*^。^*)
とても広々としていて、窓も空いているから風通しも良く、
居心地抜群で、早々にすっかり寛ぎモード( *´艸｀)
お酒は地元東京は東村山の『金婚』を熱燗で♪
お通しは、いかにも町蕎麦チックな『山菜漬け』。
こちらの『お品書き』は魅力的な蕎麦前揃いで、
暫し見入ってしまいますが、
意を決して数品選んでみましょう(*'▽')
あ！ ホワイトボードの”おすすめ”も美味しそう(*´▽｀*)
先ず現れましたのは『おしんこ』。
”創業以来の糠床で漬けたおしんこ”なんですって～♪
この時空を超えてメンテナンスを施した糠の香りは
愛おしいほどに鼻腔を擽ります(*´▽｀*)
ほろほろと崩れるサクサクな食感はタマリマセーン♬( *´艸｀)
お蕎麦屋さんで『春巻き』は初体験(≧▽≦)
はふはふはふ♬
燗酒と春巻きも合いますね～、と新発見(*^。^*)
この辺りでもう一本行きますか～❣
奈良の嬉長を熱燗でお願いしまーす♪(=ﾟωﾟ)ﾉ
そして『豆腐ステーキ』。
この砂糖を焦がしてキャラメルを作り、
”かえし”で仕上げたと思われる、
フレンチからインスパイアされたようなソースが超絶妙～♡
最初にほんのりピリピリが来て、
やんわりと熟成香の立つ淡麗旨口の燗酒との相性も抜群❣
お蕎麦は店内に貼られた短冊に
「生粉打ちと田舎のあいもりも出来ます」
とあるので、その『合い盛り』を一枚♪
町蕎麦の顔が一変して、風格を備えた『合い盛り』一式のご登場～♪
『生粉打ち』は瑞々しくエッジが立った端正な細打ちで
穀物の香りも充分(*´▽｀*)
『田舎』はやや濃い色合いで外皮の黒いホシも散る
挽きぐるみの中太打ち。
『生粉打ち』の方が香りは強く、
『田舎』は噛み応えのある食感と共に、
その風味に勝る(*´▽｀*)
そば湯は釜湯であるにも拘らず、
立ち上がる香りの強さにビックリ❣(゜o゜)
そのまま啜っても十分味わい深いものでしたが、
甘み優位の辛汁を割り、薬味の葱と揚げ玉を加えて
とても美味しく〆させて頂きました(*´▽｀*)
『蕎麦前』と『おすすめ』を
総なめにするまで通い詰めま～す♪(・ω・)ノ
