戸越 蕎都 香り立つ鹿児島県いぶすき産鹿屋在来のお蕎麦
今日の狙いは
こちらの『土日祝限定三色蕎麦』。
週末や祝日になると、都営浅草線戸越駅を出て戸越銀座通りを
東に向かって5分ほど歩いた右手沿いに、
この立て看板を見つけることが出来ます。
その裏の階段を2階に上り、扉を開けると、
店内中央に陣取った電動石臼が迎えてくれます。
カウンター席はないので、
ひとりの僕はひとつしかないふたり用のテーブル席に着き、
早々に出された蕎麦茶を飲んで、ほっと一息♪
先ずは、いつものようにお酒から。。。
こちらに記された定番以外に、
お勧めも何種類かあるけれど、
ちょっとベタではありますが、
福島の『上喜元』を熱燗で注文。
揚げ蕎麦とともに運ばれます。
キリッと澄んだ辛口のこのお酒は、
余韻に心地よいほろ苦さも感じられて、
最初にお願いした『三種おつまみ』の
『サバのへしこ』とは文句のない相性の良さで、
とても美味しく頂くことが出来ました(*´▽`*)
続いて運ばれたのは『天ぷらの盛り合わせ』。
薄衣を纏ったサクッとタイプの
海老・菜の花・茄子・サツマイモ・舞茸・南瓜を
蕎麦の実を煎って砕いて混ぜたソバ塩と抹茶塩で楽しみます。
これは更にベタですが、お米の旨味の活きた、
同じ福島の『大七』と合うのではないかしら、
と、やはり熱燗でお願いしてみたら、
これまた素晴らしい組み合わせとなったみたいで、
気持ちよくお腹に収めることが出来ました(*'▽')
そして、お約束の『三種盛』。
変わりそばの『ケシ切り』。
生粉打ちの『せいろ』。
挽きぐるみの『田舎』。
『ケシ切り』の芳ばしいことこの上なし!で、
のど越しも申し分なし!
『せいろ』は上品な香気を放ち、
輪郭のはっきりした『うまみ』さえ感じられる驚きの風味!
『田舎』はもぐもぐと噛むほどに押し寄せる充分な味と香り!
蕎麦湯を自ら運んでくださったご主人に伺ったところ、
今日の玄そばは『鹿児島県いぶすき産の鹿屋在来』で、
今回収穫されたものは相当出来が良かったとのこと。
暫く、こちらを使って打つ予定らしいので、
近々、再訪しなけらばならなくなりました( *´艸`)
お蕎麦湯も、それほどとろみを加えないタイプですが、
香り充分で、ほんのり甘みと程よい雑味を感じる辛汁と
薬味のお葱とで、とても美味しくいただいて終了~。
兎にも角にも、
蕎麦前も蕎麦で呑み、〆でも蕎麦で呑む。
というのを今度はやってみたいわね~♪
との思いが頭をよぎる美味しさでございました。