三軒茶屋 かべや "手打ち"に換えて悠々と生き続ける"松月庵(壁谷)"の血統
東急田園都市線の三茶の駅から
キャロットタワーの横を通って裏を抜け~
世田谷線の踏切を渡りますと~
あったあった!見えて参りましたよ~)^o^(
アイボリーの外壁にウッドブラウンがアクセントとなり、
臙脂色の暖簾が引き立って、
愛くるしいほどに清楚な佇まい(⋈◍>◡<◍)。✧♡
こちらは中休みのない、
通し営業の売り切り仕舞いのお店ということで、
昼呑み準備万端!とばかりに時間をずらして(;^_^A
暖簾を潜りましたのは休日午後3時の10分ほど前('◇')ゞ
ほぼすれ違いで、最後の先客と思しきお二人さんが、
会計を済ませて出て行かれるところで、
誰もいなくなった店内を見渡せる、
奥の端っこの席に腰を下ろし、ホッと一息(*^。^*)
早速飲み物のお品書きに目を落としますと、
日本酒が2種類しかないのは寂しいけれど(;・∀・)シカタナイナー
”地元を応援し隊”の僕としては、東京は東村山の
『金婚』があるだけで十分嬉しいことよ~(^^)/
お願いした熱燗を待つ間に、女将さんが出して下さった
煎茶を啜りつつ、揚げ蕎麦を(-.-)ポリポリポリ
燗酒が届いてみれば、酒器がとても注ぎ易くて素敵♪
”お通し”は『かぼちゃのサラダ風』かしら(・・?
かぼちゃと玉葱の食感のコントラストが心地良し!
ホントこの東村山の燗酒は、いつ呑んでも
程よい旨辛具合いで、お料理の名脇役よね~♡
アテは敢えて冒険せずに『酒の友三点盛り』で!(=゚ω゚)ノ
僕の見立てが正しければ、”卵焼き”、”ほうれん草ごま和え”、
そして”鴨ハムの柚子胡椒添え”かな(*^。^*)
これで400円なんだから笑っちゃうわよね( *´艸`)プププ!
しっかりと焼き色を付けた家庭的な卵焼きも、
今となっては寧ろ斬新に見えて印象に残るな~❣
『金婚』熱燗をお代わりしたら、
『焼きはんぺん』が付いてきたわよ~( *´艸`)
お酒一本ごとに”お通し的なアテ”が一品、
漏れなく付いてくるシステムなのかな(≧▽≦)
『うどん』に『ひやむぎ』、
更に『きしめん』もあるんだ~(゜゜)
お蕎麦は二八で打った『せいろ』1種類だけのようだけど、
そのバリエーションが凄いことになってる!(゜o゜)
ご飯が付いたり、デザートが付いたりする
”セットもの”もあったり、
秋漁の”釜揚げ桜えび”も美味しそう!)^o^(
創作メニューっぽいものまであって、
写真やイラストも上手く散りばめて、
頑張ってる感がひしひしと伝わってくるわね~( *´艸`)
さんざん迷った末に僕の選んだものは
『丸くてやさしい 新メニュー』1,650円!
”丸くてやさしい”というのが良く分かりませんね!
でも、そこが良いのよ~(;´∀`)ハズカシクテキケナイシ
先ず現れたのは『チーズコロッケのサラダ』。
とろけるチーズって日本酒にも合うじゃないのサ♪
サラダは家庭的な奇をてらわないタイプで(*^。^*)ホッコリ
続いて運ばれたのは『とうもろこしとごぼうのかき揚げ』。
あ!ここで分かった!!
『丸くてやさしい新メニュー』の意味!!!
先ず”丸い”チーズコロッケが来て、
次に”丸い”トウモロコシのかき揚げと、
やはり”丸い”、ゴボウのかき揚げが来る、ということで、
丸くて味わいもやさしいし、
カラダにもやさしいということなんでしょう!タブン
”かき揚げ”はどちらもサックサクで、
胡麻油の香ばしさが鼻腔を擽って( *´艸`)タマリマセーン!
秋トウモロコシも、もう終わりかな~(^^)/マタネ!
さてさて『せいろ』一式の登場ですよ~♪
薬味皿に、お新香や柚子、茗荷なども載ってて愉しい!
多少の不揃いはあるけれど、瑞々しくエッジの立った蕎麦は
”新そば”として物足りない感じは否めないけれど、
鼻を寄せますと、ほのかに穀物の香りが漂い、
啜り上げて口に含めば、歯応えと喉越しはまずまずで、
蕎麦の風味も適度に愉しめるわね(*'▽')
蕎麦湯は釜湯で、バランスの良い辛汁を割り、
薬味の葱だけでなく、柚子や茗荷も入れて、
とっても美味しく〆させて頂きました(*´▽`*)
帰りがけに女将さんとご主人とに、
おもしろいお話を伺うことが出来ました(*'▽')
なんでも、以前は池尻で、
『松月庵』という蕎麦屋さんを長年営んでいて、
14年前に今の場所に『かべや』を開店させて以来、
”手打ち”に切り換え、毎朝30人分だけ打ち、
おふたりだけで悠悠と人生を歩まれている様子。
興味が湧いて、帰ってから調べてみますと、
現在でも都内あちこちで見られる
町蕎麦の『松月庵』の歴史を辿れば
愛知出身の”壁谷某”が始まりのようで、
今回伺わなかったけれど、おそらくご主人のお名前は
『壁谷(かべや)』さんなのでしょう('◇')ゞ
なんか、わくわくする話よね~( *´艸`)
ともかく僕としては
『通し営業で昼呑み出来る店』が
また一軒増えて嬉しい限りだわ~❣
目黒 手打そば小菅 秋田の新そばを 冷と温とで蕎麦三昧呑み❣
何と言っても、初めて”新そば”の美味しさを
教えて下さったのは『小菅』さんなのよね~♡( *´艸`)
以前は毎年、階段の降り口に”新そば”の吊り下げ旗を
掲げてアピールなさっていたのに、
去年あたりから、それがなくなり、
この商売気の無さも、こちらの魅力のひとつ('◇')ゞ
週末夜のちょっと遅めの8時になる15分前。
階段を下りて店内に入れば、席は半分程埋まっている程度。
空いていた手前寄りのカウンター席に腰を下ろし、
ちょっと肌寒いので『菊姫』の熱燗にしようかな('◇')ゞ
コロナ禍以来、”お品書き”が若干縮小されてしまったけれど、
却って凝縮されて、選びやすくなったという利点も( *´艸`)
「もう”新そば”かしらね~?」と伺いましたら、
「当たり前じゃないですか~!」と、
威勢の良い、いつも笑顔の女将さん(*^。^*)
しかも、良い記憶しかない”秋田の新そば”だと言うので、
今日は”お蕎麦三昧”でいっちゃお~(⋈◍>◡<◍)。✧♡
そうそう、取り敢えずのアテは『お通し』で!(=゚ω゚)ノ
『お通し』というのは肉厚な”烏賊の天ぷら”の
”お出汁餡かけ”なのだけれど、これがヤバ旨なのよね~♡
三つ葉並にシャキシャキな、水菜の歯応えが( *´艸`)タマリマセーン!
芳醇な香りと味わい満載な、燗酒との相性もグッド!
ご主人に茹で上げ黒豆頂いちゃいました~!(*´▽`*)
純粋にチョ~美味しい❣( *´艸`)
先に冷たいお蕎麦用の一式が運ばれて、
新そばの甘皮が混ざり込み、
淡い緑がかった色合いの『せいろ』のご登場♪
とても瑞々しくてハリがあり、エッジの立った細打ちに、
鼻を寄せれば穀物の香りが満遍なく漂い、
手繰り寄せて口に含みますと、キリリと締まった歯応えと
喉越しは実に爽快で、キンキンに冷えた状態でも
充分感じられる蕎麦の風味も素晴らしい!(*´▽`*)
蕎麦湯は釜湯で、円やかでお出汁の利いた辛汁を割り、
薬味の葱を落として啜りつつ、暫しほっこりタイム♪(-.-)ホッ❣
2本目にお願いした同じ石川の
”ど辛”な『黒帯』の熱燗が届いたところで、
続いての温かい『揚げナスおろしそば』の御到着!
きゃ~!こちらのお蕎麦も緑がかってる~(゜o゜)
立ち昇り、漂いまくるお出汁の香りに気を取られながらも、
啜り上げれば、しなやかな歯応えに尚もうっとり♡
とろ~りとろけるお茄子の食感も感動もので、
秋の味覚にこちらが蕩けてしまいそうよ(;^_^A
さすがに熱燗2本も呑りながら、
単品で温冷両方のお蕎麦を頂くとお腹いっぱいだけど、
充分ヘルシーなところが”蕎麦呑み”の良いところよね(;^ω^)
桜新町 五大 広くて明るい 家庭的な蕎麦ダイニング
僕のところから、
”バス一本で行けるお蕎麦屋さん”を
ネット検索していたら、こちらがヒットしたので、
興味が湧いてちょっと調べてみましたら、
お店は2階にあって、同じ建物の1階にある
”かき氷屋”さんと、3階の”焼肉屋”さんも、
同じオーナーさんらしく、面白い展開ぶりが判明(゜゜)
しかも、ただのお蕎麦屋さんではなく、
『手打ちそば&炭火焼ダイニング』とのことで、
サクッと呑み主体の僕としては若干引き気味となり、
訪問を躊躇しておりましたが、
恐る恐るながら思い切って足を運んでみました('◇')ゞ
今回は東急バスの桜新町一丁目停留所から歩いて
10分ちょっと掛かりましたが、
お店は東急田園都市線駒沢大学駅と桜新町駅の
丁度中間地点にあり、ともに徒歩10分程度。
遠目に見ると、
国道沿いの”一風変わったレストラン”的造りながら、
1階にある入り口は結構普通でホッとしたわよ~( *´艸`)
暖簾を潜りましたのは週末お昼、口開け直後の11時半過ぎ。
中に入りますと正面に結構広めの打ち場があり、
右手の階段から2階へ上りますと店内は結構広く、
先客は2×3=6人。
カフェダイニングのウェイトレス風な花番さんに案内されて、
4人掛けテーブルにゆったりと腰を下ろしホッと一息(*^。^*)
お酒のお品書きに目を落とすや否や、
岐阜の『三千盛』を見つけて熱燗で注文(=゚ω゚)ノ
しっぽりと昼から呑る!といった雰囲気でもないので、
早々に『野菜盛合せ天婦羅せいろ』を”十割”に変更して注文♪
アルコールの立つ、キレッキレな辛口の燗酒を
ちびりちびりと舐めながら、
店外を望む大きな窓に目を遣れば、
外側にテラス席もあるのね~♪
どんだけ広いのよ、このお店(゜o゜)
早過ぎず遅過ぎず、の絶妙なタイミングで一式のご登場♪
お蕎麦をワゴンで、ガラガラガラ〜♪っと、
運ぶお店は初めて見たわよ( *´艸`)
こんもりと盛られた、北海道十勝の”新そば”という
『十割せいろ』は、ハリのあるエッジの立った仕上がりで、
甘皮も練り込んだ細打ち。
鼻を寄せますと、瑞々しいミネラルは感じ取れるけれど、
残念ながら穀物の香りは不十分、と言うかむしろ弱い(-.-)
手繰り寄せて啜り上げれば、キリリとした歯応えと
喉越しは爽快で、ミネラリーな甘みは感じるものの、
そば切れが多少見受けられ、水切りも今ひとつなので、
おのずと蕎麦の風味も弱くなっている様子(~_~;)
”野菜天の盛り合わせ”は椎茸、エリンギ、パプリカ、舞茸、
カボチャ、モロッコインゲン、茄子、サツマイモ、と
なかなかのバリエーションで、サクサクな揚げっぷりは
素晴らしく、好感の持てる仕上がり(*´▽`*)
蕎麦湯はとろみを付けたタイプで、
バランスの良い辛汁を割り、薬味の葱を落として、
美味しく〆させて頂きました(*´▽`*)
どうも、今年の北海道の”新そば”は、場所によって、
香りの強弱の差が結構あるように思えるのだけど、
どうなんでしょうね(・・?
尾山台 とうきょう 縹 そば前と料理に抜きん出た稀有なお蕎麦屋さん
こちらのお店の存在は、かなり前から知っていたけれど、
いかんせん交通の便がよろしくないのよね~!
というのは思い過ごしで、僕のところからバス一本で
楽々行ける所にありました(;^_^A
最寄りは東急大井町線尾山台駅ですが、
目黒駅からですと、”二子玉川駅行”、”等々力操車所行”、
そして”弦巻営業所行”の3路線が東急バスから出ていて、
乗り換えなしで利用できるので結構便利。
最寄りのバス停はそれぞれ”等々力七丁目”、”産能大前”、
”東深沢小学校”で、いずれも徒歩5分以内。
清楚な佇まいにひと際映える、屋号として掲げる
”縹(はなだ)”色の暖簾が目印。
その暖簾を潜りましたのは、休日夜の口開け直後の17時過ぎ。
女将さんに迎えられ、カウンターに導かれましたので、
一番奥の席に腰を下ろしてホッと一息(*^。^*)
早速富山の『銀嶺立山』をお品書きに見つけて熱燗で注文♪
カウンターの中を見ても、客席を見渡しても、
お寿司屋さんからのリニューアルオープンから
3年経ってるとは思えないほど清潔に保たれていて、
こちらも凛とした気持ちになるわね♪(''◇'')ゞ
運ばれた錫製の”ちろり”がまた素敵♪( *´艸`)
お通しも洒落ていて、”ナガラミ”と呼ばれる、
”ダンベイキサゴ”をお出汁で炊いたもの。
豊洲市場に通う、元お寿司屋さんのご主人だけあるな~♪
歯応えと風味がバツグンよ~♡
最初はさっぱり系のアテから始めたいと思っていたら、
ありました!『金時草お浸し』(=゚ω゚)ノ
糸がきの削り節をふんわりと載せたお浸しの緑と、
金時草の赤みを帯びたお出汁の紫色との、
色のコントラストがとっても素敵♪( *´艸`)
”つるむらさき”よりは軽めなのかな(。´・ω・)?
ぬめりが心地いいわね~♪(*´▽`*)
お酒が進んで、2本目は栃木の『姿 斬れすがた』を冷酒で♪
仄かな果実香とその味わい。
切れ味爽やかで余韻のビター感がセクシーなお酒ね( *´艸`)
”お勧めホワイトボード”にあった『国産松茸茶碗蒸』が、
残りひとつだというので、慌ててお願いしたら、
早々に”ボード”から消されておりました。
しかも今シーズンはこれで最後とのこと(゜o゜)ギリギリゼーフ!
先に運ばれて来たのは『鱈白子天ぷら』。
これを”お勧め”に見つけたら頼まない訳にはいかないのよ♪
しかも豊洲市場直買いだもの、
ぷるんぷるんのとろっとろ~❣で( *´艸`)ヤバイヨヤバイヨ~
白子を始め、パプリカ、しし唐、かぼちゃ、茄子の全て、
ほど良い具合の衣を纏ってサックサク~♪
白子天は”すだち”を搾って塩で、
野菜は天出汁にちょいと浸しながら、
と、女将さんおすすめに従って正解!
そして『国産松茸茶碗蒸』。
蓋を開ければ”ほんわか”と漂う松茸の香りにうっとり♡
口に含みますと、魅惑の風味が柔らかく口中に広がり、
何よりも余韻の旋律が素晴らしい❣( *´艸`)
さて、お蕎麦は品書きを見ますと”二八”だけのようなので、
”せいろそば”の『二八』を1枚♪(=゚ω゚)ノ
それほど時間を置かずして一式の登場。
瑞々しくエッジの立った、ハリのある蕎麦に鼻を寄せますと
残念ながら”新そば”と思えるような穀物の香りは感じられず、
手繰り寄せて口に含めば、歯応えと喉越しはまずまずながら、
ミネラル感と言い、風味と言い、弱い印象ですね(;・∀・)
辛汁が円みのないかえし優位の造りで、
この辺りも寿司職人でもあるご主人ならではなのかな('◇')ゞ
蕎麦湯は釜湯で、辛汁を割り、薬味の葱を落として
美味しく〆させて頂きました(*´▽`*)
いやはやこの店を評価するのはとっても難しいですね(;^_^A
料理だけなら間違いなく4.0付けるところですが、
お蕎麦の香りと風味主体で判断している、
僕のいつもの感覚ですと、残念ながら今回は
3.3というところが妥当になってしまいます(~_~;)
何しろ料理が”ずば抜けて”美味しいだけに、
お蕎麦に関しても今後益々の進化を期待し、
例外的に間を取って、僭越ながら3.7とさせて頂きます!
蕎麦切り とうきょう 縹 (そば(蕎麦) / 尾山台駅、九品仏駅、自由が丘駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.7
小岩 蕪村居 お酒が進む酒肴の数々と香る蕎麦とで酔い心地( *´艸`)
江戸ソバリエお奨めの店、
そしてご主人は横浜の一茶庵手打そば教室プロコース卒業生
ということで、以前からブックマークしていたお店。
そして何より、屋号の『蕪村居(ブソンキョ)』という
言葉の響きが気に入っていて、
このたび、”気になり度数”がMAXに達しましたので、
殆ど土地勘のない江戸川区ではありますが、
思い切って訪ねてみることに♪('◇')ゞ
最寄りはJR小岩駅。ショッピングセンター口を出て
右へ進み、”小岩中央通り”を左折。
ひとつ目を右に折れ、直ぐに左の小径へ入ると、
”蔵前橋通り”に出る直前の右手にお店はあります。
お店に近づきますと、そこに見えてくるのは
”わびさび”を感じさせる質素な佇まい(゜o゜)シブイ
暖簾を潜りましたのは休日夜の17時40分過ぎ。
先客は2×1+4×1=6人で、中へ入ろうとするや否や、
女将さんから、まさかの”待った!”のサイン(;^_^A
どうやら、早くもお蕎麦が売り切れる可能性が
生じてしまっているらしい(;・∀・)タラ~
なんだかんだで思いが通じてカウンター席に案内され、
一番奥に腰を下ろし、ホッと胸を撫でおろす(*^。^*)
僕の次の客で”蕎麦完売”となったようで、
表の灯りを消しておりました(;・∀・)ギリギリセーフ
さっそくお酒の品書きを拝見しますと、
ご主人の”熟成系日本酒”好きが伝わってきて、
相当共感が持てそうでワクワク!( *´艸`)
店内を見渡せば、初めてお邪魔しているとは思えない、
安堵感や懐かしさのようなものが感じられてホッコリ♪(*´▽`*)
本棚にはお借りして読んでみたい本ばかりで興味津々(゜゜)
そんなこんなに思いを巡らせている内に、
頼んでおいた鳥取は『日置桜』の熱燗が到着。
古典的な米麹の香りと味わい、
そして程よい酸味がたまらないわね♪(*´▽`*)
燗酒のチャーミングな酸と、
”お通し”の薫香と爽快さが合うのなんの❣( *´艸`)ステキ
余りにもお酒が進んで、
図らずも”お通し”だけで1本空けてしまったわ♪(;'∀')
2本目は”秋の新酒”から
大阪の『秋鹿 ひやおろし』かな~(=゚ω゚)ノ
魅惑のビター感がウルトラセクシー♪(*´▽`*)
アテにはお品書きで赤丸の付いていた
『盛り合せ』をチョイス(=゚ω゚)ノ
そば味噌、鯖・明太子・鯛の昆布〆、
甘唐辛子・茗荷の糠漬け、ほや酢とキューリの4種盛り。
ほやとキューリは理想的なマリアージュ❣( *´艸`)ヤバイヤバイ
大葉で巻かれた”そば味噌”の
蕎麦の実の歯応えがタマリマセーン!(-.-)カリカリ
こうなったらお蕎麦の前に、もう1本いくしかないわね(^^ゞ
次も”秋の新酒”から埼玉の『神亀 ひやおろし』で!(=゚ω゚)ノ
ご主人の背中を眺めながらの一献もサイコー♪(*^。^*)
お蕎麦は入店時に決めていた『二色せいろ』で!(^^)/
先に届いたのは『二八せいろ』。
多少の不揃いはあるけれど、瑞々しくハリがあり、
鼻を寄せれば穀物の香り充分!(*'▽')
手繰り寄せて啜りますと、
しなやかな歯応えと喉越しは爽快で、
風味も結構愉しめるレベル(*´▽`*)
続く『十割田舎せいろ』は
”延し”と”切り”の不揃いはあるものの、
外皮の黒いホシ散るグレーがかった色合いの太打ちで、
鼻を寄せますと、ミネラルに勝る穀物の香りが素晴らしい❣
手繰って口に含めば、コシのある歯応えが心地良く、
辛汁に浸けて口に含んでみても、かえしにも出汁にも勝る
輪郭のハッキリした穀物の風味は圧巻❣( *´艸`)
釜湯と思われる蕎麦湯も穀物の香りと風味充分で、
薬味の葱を落とし、バランスの良い辛汁を割って、
と~っても美味しく〆させて頂きました!(*´▽`*)
帰り際にご主人に伺えば、
『二八せいろ』は北海道の新そば。
『十割田舎せいろ』は福井の丸岡在来とのことでした。
福井の新そばが出る頃にまた伺いたいな~(''◇'')ゞ
六本木 欅 くろさわ 名人の息の掛かったお蕎麦で天そば膳❣
急遽、友人と昼食をとることになり、
それほど遠くない所で、
サクッと手繰れそうなお店に思いを巡らせ、
ふと頭に浮かんだのがこちら('◇')ゞ
最寄りは地下鉄六本木駅なのだけれど、
昔からこの辺りを知っている者にとっては、
いつも麻布十番や広尾・西麻布からの流れで
アクセスするようなイメージでしたので、
今回も麻布十番から向かってみました。
お昼のラストオーダーが14時半と遅く、
3時までゆっくりできる体制もありがたいわね(*'▽')
コロナ禍の峠は越えたように見えても、
テイクアウトの看板も掲げ続けてらっしゃるところを見ると、
ビジネス的にはまだまだ大変なのかな(;^ω^)
今回暖簾を潜りましたのは
週末午後の0時半というピークタイムでしたので、
ドキドキしながら入店しましたら、花番の男性に迎えられ、
店内中奥のボックス席に案内されてホッとひと安心(*^。^*)
お酒の品書きから、熱燗におあつらえ向きな
富山の『立山』を見つけて、早々に注文(=゚ω゚)ノ
ここのお蕎麦は『翁』の高橋邦弘氏の息が掛かっているので、
”もり”も”田舎”も頂きたいな~♪と思ったのだけれど、
残念ながら”田舎”は完売でした(~_~;)チョッピリザンネン
昼呑みもイケそうな店の空気ではあるけれど、
”おつまみ”に惹かれるものも見当たらないので、
無難に『天そば膳』にしてみようかな(=゚ω゚)ノ
そうこうしている内に、熱いからとお絞りで覆った
燗酒が運ばれて(-。-)チビリチビリ
ふんふん♪米麹の香りと味わい&酸味が爽やか!
そして、それほど待たされることもなく”一式”のご登場!
タマにはこういった”御膳もの”も良いわね~♡
お蕎麦は『翁』的で不揃いのない、エッジの立った、
瑞々しい綺麗な仕上がりで、穀物香も芳ばしい(*'▽')
手繰り寄せて啜り上げれば、しなやかな歯応えと喉越しは
実に爽やかで、風味と余韻もなかなかのもの(*^▽^*)
何しろ、胃の調子が悪いと言っていた”連れ”が
美味しいからと”もりそば”をお代わりして
ペロッと平らげたのには驚いた!(゚д゚)!
”小鉢”のお料理はマグロのほぐし身の甘酢風味かな。
”天ぷら”は海老、大葉、カボチャ、茄子のどれもが
サクサクに揚がっていて、
真ん中に”鰤”っぽいお魚の天ぷらまで埋まっていたのには
びっくりしたけれど、愉しかった~( *´艸`)
そうそう”赤だし”もコク旨でしたわ~(*´▽`*)
そば湯は釜湯で、バランスの良い辛汁を割り、
薬味の葱を落として美味しく〆させて頂きました(*´▽`*)
王子 無識庵 越後屋 老舗の町蕎麦で不意を突かれる愉しさよ❣( *´艸`)
王子と言えば、数年前『北とぴあ』の音楽ホールに、
クラシックコンサートか何かで来て以来だな~(*^。^*)
と、遠回りして以前通った路地を訪ねたりしながら、
ほのぼのとした気持ちで向かった先は
”変わりダネ”な店ごしらえで以前から気になっていたコチラ♪
僕のところからは”地下鉄南北線”一本で来ることができて、
最寄りは”王子駅”。5番出口を出て、
北とぴあ前交差点から見えるJR線ガード下を潜り、
西方向へ5分程歩いたところにお店はあります。
店頭のショーウィンドーの中には
一風変わった蕎麦の食品サンプルが並んでいて
見ているだけで結構楽しめる(゜o゜)
暖簾を潜りましたのは平日午後の1時少し前。
お昼の第一陣は全て出払った後だったのか、
先客はありませんでしたので、
店内右手のミニサイズのお神輿が祀ってある
L字カウンターに腰を下ろしてホッと一息(*^。^*)
そのお神輿ったら賽銭箱まで付いていて面白い( *´艸`)
帰りに王子神社をお参りして帰ろう♪(=゚ω゚)ノ
読み応えのありそうなお品書きを捲ってみれば、
日本酒は定番以外に、オススメもあるようで愉しみ♪(*´▽`*)
”おつまみ”は『板わさ』から『鴨の柳川鍋』まで
種類が豊富でわくわくするな~♪o(^o^)o
『天種』だって全然負けちゃないわね♪(^_-)-☆
”定食”や”丼もの”も沢山あって、
家族連れにも有難い構成なのかな(*^▽^*)
『そばがき』は”素揚げ”や”おしるこ”まであるのね~(^^ゞ
至れり尽くせりだわ~♡
『そば・うどん』の品数も1ページだけでは収まらず、
半ばふざけた様に見えないでもない、
『王子シリーズ』なるカテゴリーまであり、
真面目に”打たれた”お蕎麦とは
かけ離れているようにさえ思えてしまうけど、
真摯でなければ『二八』『生粉打ち』『変わり』『うどん』
の4種類を毎日打ち分けるなんて、
そうそうできることではないので、
期待して大丈夫かもしれないわね♪( *´艸`)
愉しみながら”お品書き”と戯れる間に
熱燗で頼んでおいた、業務用酒と思しき『小野川』が到着。
ふんふん♪ 芳醇な旨口で悪くないじゃないの(*´▽`*)
アテには元気の源『ねばねばつまみ』♪
口中がネバネバになっては燗酒で流し込み、
またそれを何度も繰り返し~、と日本酒がススムススム( *´艸`)で、
あっという間に2本目の、女将さんから勧めて頂いた
新潟の『宝山 ゆきん子舞 秋あがり』にシフトチェンジ♪
新潟のお酒らしく淡麗なんだけど、
しっかりボディど程よい熟成香で結構イケる♪
やっぱり定番以外に美味しいお酒置いてるのね(*'▽')
”冷酒”に合わせて『牡蛎の天ぷら』なども(≧▽≦)イッチャオウ!
なかなかワイルドな揚げっぷり♬( *´艸`)
先ずは塩でサクサクな揚げ具合を確認しながら愉しんで、
次いで天汁でジュワ〜〜(⋈◍>◡<◍)。✧♡タマリマセーン
三陸岩手の牡蠣はサイコーね❣
そしてメインの『生粉打そば』一式のご登場。
瑞々しくてハリがあり、4つの小山に盛られたお蕎麦は
エッジが立って美しく、そして手繰り易い♪(*'▽')
鼻を寄せれば、立ち上る穀物香は充分で、
今年頂いた、どの北海道産”新そば”よりも強く感じるほど。
手繰り寄せて啜り上げますと、鼻から抜ける香りから、
喉越しに至るまで申し分なく、実に爽やか!
水切りも良いので、風味と余韻も充分愉しめます♪(*´▽`*)
一応店頭に”新そば”の貼り紙があったので、
「これは”新そば”???」
と伺ってみれば、二八は北海道の新そばだけど、
”生粉打ち”は栃木の”常陸秋そば”とのことでした。
やっぱりね~♪結局保存状態の良い”常陸秋”の方が
より香り立ったりするから、お蕎麦って面白いな~( *´艸`)
そば湯は釜湯で、円やかな辛汁を割り、薬味の葱を落として、
と~っても美味しく〆させて頂きました(*^▽^*)
やっぱり、食後にササッ♪と、
蕎麦茶を出して頂けると嬉しいわよね~(*^。^*)マンゾクマンゾク